だいぶ前に読んだ。
スウェーデンにおける持続可能な開発の実践が記されている。
かの国も当初は日本と同様にリオサミット直後は、誰も持続可能なまちづくりができると信じる人ははいなかった。しかし、一人ができると信じて、始めるところからすべては始まった。日本とかの国に大差はないのだ。一人の動きが波紋のように、広がっていく過程が違うのかもしれない。その背景には、制度の違いもあるのかもしれない。
かの国でもできると知れば、次々と持続可能な地域ができていく。
日本の場合は、宮沢首相がリオサミットに行かなかったためか、アジェンダ21という言葉自体の浸透が薄い。各自治体が悪しき慣例ににとらわれず、果敢に本気になって取り組めば、日本では世界に先駆けて持続可能な地域が誕生していただろう。日本のほうが持続可能なエネルギー調達がしやすいからだ。
3年で職場が変わる地方自治体の習慣を改めることから始める必要がある。そして、スペシャリストを役所内におくことだ。あとは、首長のやる気と、持続可能な教育だろう。環境、民主主義を徹底して教える必要がある。その指針になるのが、ナテュラルステップの手法である。
確か沖縄県は早くから、ナチュラルステップの指導を受けている。県庁の職員ばかりでなく、出入りする業者もみなカリユシが正装だ。
この本は類書がないと言っていいほど、日本の書籍では貴重な一冊だと思う。日本の未来を案じる人は、ぜひ、一読していただきたい本であることは間違いない。