待ちに待った 1 年半振りのリリースで、即購入で流しっぱなしですが、未だ興奮冷めやらぬ、といった
状態です。
前作で感じた、もしかしたら予定調和の路線に乗ってしまうかも、という危うさを吹き飛ばす素晴らしい
展開を見せてくれました!
まず今回のアルバムで目を見張るものはその歌詞。これまでの彼女の作品はその表現力や楽曲の
構成の素晴らしさと相対してその詞はわりとシンプルな印象があったのですが、今回の作品では例え
ば <2>「チョコレート」 の謎めいて深みのある世界観や <4>「蝶々」 のユーモラスとナンセンスの入り
混じった感覚など、思わず聴き入ってしまいます。
今回の作品は(特に前半に)思わず惹き込まれるアッパー(と言っていいのかな?)なナンバーが並んで
いますが、中でもおそらく一番人気になるであろう作品は <5>「トルココーヒー」で、彼女のヴォーカル
の表現力と息もつかせぬ楽曲の展開に圧倒されます。
後半は比較的しっとりとしたナンバーがラインナップされ、前半で波立った心をゆっくりとクールダウン
してくれます。そしてこの夢のような Show はラストのメランコリックなワルツで余韻をもって幕が下ろ
されます。
これまでコジマユ作品は "これでもか" というくらい聴きたおしてきましたが、その内容の凄まじさに
思わず鳥肌が立ってしまったのは初めての経験です。
五ッ星評価:★★★★★