アステア&ロジャースを見るきっかけとなったもので、結果として一番好きな作品。
ダンス教室の先生(ロジャース)の気を引きたくて、踊れないふりをして入門するが、練習の成果をダンス教室の経営者に見せる段になって、一転して見事に踊り出すところが圧巻。アステアがタップを一頻り踏んで、まあ、踊れるじゃないの、といった顔をするロジャース、そして「PICK YOURSELF UP」をバックに踊り出す様、途中の二人のタップのソロ、スカートのすそを持ち上げてタップを踏むロジャースの優雅な様、ひらり、ひらりと柵を飛び越えて、そのまま去っていく所はいかにもかっこいい。
このシーンはアステアが特別賞(なんの賞だったか、すみません)を貰った時に上映されて、踊り始める所から、場内が興奮して拍手が鳴り止まず、最後はスタンディングオベーションで、年老いたアステアが立ちあがって挨拶するのだが、そのギャップに悲しいものを感じたが、このシーンを見たのがきっかけで、アステア作品にのめり込むことになった。
それにしても、その時にロジャースが来ていなかったのが、何とも残念に思ったものだ。
歌は、「今宵の君は(THE WAY YOU LOOK TONIGHT)」がメインと思うが、何故か映画の中では、アステアが歌っていない。余談になるが、この曲はRod Stewart がThe Great American Songbook 1 の中で歌ってるのが,しっとりとして一番好きです。
後は雪景色の中で歌う「A FINE ROMANCE」がいい。CDではアステアのみが歌ってるが、映画では二人が歌ってる。この頃はサントラ盤が無かったのでしょうか?
変な歌だが、歌詞が言葉遊びをしていて、面白い。
最初のダンス教室のシーンだけでも見て欲しい。