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人気ミステリー作家サラが、出版社社長に誘われて、南仏の別荘に出向く。そこには社長は来ず、娘のジュリーがやってきた。奔放な性格の彼女は、毎夜ちがう男を家に連れ込み、サラに見せつけるかのように刺激的な夜を過ごしていた。サラはそんな彼女に嫌悪を抱きながらも、目が離せず、次第に影響を受けていく。
サラを演じるのはシャーロット・ランプリング、奔放なジュリーを演じるのはリュディヴィーヌ・サニエ。心を閉ざした中年の堅物女を演じたランプリングは、ときにはユーモラスにときにはあやしく、ヒロインの性が開放していく姿を見せていく。サニエはヌードも持さない大胆演技。女と女の交錯する心をミステリータッチで描いたのは『8人の女たち』のフランソワーズ・オゾン監督。女の美しさと怖さを同時に描ける希有な監督は、本作でもその実力を十分発揮している。(斎藤 香)
サラを演じるのはシャーロット・ランプリング、奔放なジュリーを演じるのはリュディヴィーヌ・サニエ。心を閉ざした中年の堅物女を演じたランプリングは、ときにはユーモラスにときにはあやしく、ヒロインの性が開放していく姿を見せていく。サニエはヌードも持さない大胆演技。女と女の交錯する心をミステリータッチで描いたのは『8人の女たち』のフランソワーズ・オゾン監督。女の美しさと怖さを同時に描ける希有な監督は、本作でもその実力を十分発揮している。(斎藤 香)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
『8人の女たち』のフランソワ・オゾン監督が、対照的なふたりの女の駆け引きを描いたサスペンスミステリー。作家のサラが執筆活動をしていた別荘にひとりの美女が訪ねる。最初は彼女を嫌っていたサラだが、次第にその不思議な魅力に取り付かれ…。
内容(「Oricon」データベースより)
出版社社長の薦めで南仏の別荘へ出かけた女流ミステリー作家の元へ、社長の娘と名乗る若い女が現れて…。フランソワ・オゾン監督が贈るミステリー作品。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
そろそろ老年にさしかかる堅物の女流作家が、南仏の別荘で出会った自由奔放な小娘。開放的なリゾート地でも禁欲的な生活を続けようとする作家は、小娘が次々と男を連れ込んでくるのに苛立ちつつも、その若さの中にいつしか作品のインスピレーションを得るようになる。そんなある日、別荘のプールで一人の男が殺されて――。幻惑的な映像の美しさ(と、二人の女優の脱ぎっぷり)に目を奪われていると、最後の数分で攪乱される。ミステリーとしての明快な謎解きはなく、解釈はそれぞれだ。女の外面の美しさを見せるふりをしながら内面の汚い部分をずけずけと描くのは、『8人の女たち』と同様。ゲイだといわれるオゾン監督、女には一貫して容赦ない。 (吉田正太) --- 2005年03月号