1ページ1トピックという感じで非常にコンパクトにまとまっている印象。ですが、文章は完全には独立しておらず前後のトピックできちんと繋がっています。長文を短く区切って並べているのですが、それぞれが非常によくまとまっていて感心します。また、最初から連続で読む必要はなくどこからでも読めるようにもなっています。
内容としては「遺伝子というのは運命に決定されたものではなく、遺伝子にはオンオフの機能がある。そしてこのオンオフは一生固定されているものではなく与える環境によって変化する」、「遺伝子という設計図を作ったサムシング・グレートが存在するかもしれない」というものです。
また、本書では遺伝子の機能をオンにスイッチするための要素や考え方などを紹介し自分の花を咲かせるヒントを与えてくれています。遺伝子というとっつきにくいテーマでありながら人生論にまで及んだなかなか深い書籍でした。
ちなみにサムシング・グレートなどの捉え方については中村天風氏や松下幸之助氏の捉え方とも似通っておりどこか納得させられる内容でした。
サラッと読めて奥深い、なかなかの一冊だと思います。