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ジーヴズの事件簿  (P・G・ウッドハウス選集 1)
 
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ジーヴズの事件簿 (P・G・ウッドハウス選集 1) [単行本]

P.G.ウッドハウス , 岩永 正勝 , 小山 太一
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,900 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

戦後初。探偵小説にも英国文学にも巨大な影響を及ぼし、全世界で百年以上も読まれつづける巨匠、ウッドハウス。その全貌を明らかにする戦後初の選集、第1巻は天才執事ジーヴズの機略縦横の活躍、よりぬき傑作選。

内容(「MARC」データベースより)

世界中で愛され、古典探偵小説にも多大な影響を与えた巨匠ウッドハウス。第1巻には、天才執事ジーヴズが、若主人バーティを襲う難題を奇策の数々で見事に切り抜けてみせる機略縦横の活躍からよりぬいた傑作を収録。

登録情報

  • 単行本: 459ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2005/5/27)
  • ISBN-10: 416324090X
  • ISBN-13: 978-4163240909
  • 発売日: 2005/5/27
  • 商品の寸法: 18.6 x 14 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 151,564位 (本のベストセラーを見る)
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34 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 「事態が最悪になりそうに見えても大抵の場合それほどにはならないものだとは、僕も経験上知っている。」

 これはこのシリーズの一方の主役、若主人バーティ・ウースターの言葉なんだけど、“事態がそれほどにはならない”のはもう一方の主役、天才執事ジーヴズの暗躍があればこそなのは、読者も、もちろんウースターも知っている。

 “バカ殿”ウースターが、一目ぼれ癖のあるくされ縁の友人ビンゴや、お節介焼きのアガサ叔母によって、事件(つーか難題)に巻き込まれ、ジーヴズが飄々と暗躍して一件落着ってワンパターンなんだけど、これがいくらでも読みたくなっちゃう代物なのである。とにかく、人物設定、ストーリー設定が巧みだ。“お約束”の居心地のよさ(例えば「男シリーズ」で植木等がC調なこと仕出かすと上司の人見明がぼそっと「ばか」ってつぶやくアレ)が充満している。ジーヴズとウースターのタッグは最強であり、誰もかなわないのだ。主人と従僕、馬鹿と天才なんだけど、お互いが必要としている間柄で、どっちが欠けても物語は成立しない。ほがらかな愚者を支えているのは賢者であるが、その聡明な従者は度量の大きな主人に生かされているのである。

 “バカ殿”ウースターが語り手っていうのがミソで、番外で一篇だけジーヴズが語り手のものがあるんだけど、これはいわゆるメイキング、楽屋裏、ネタバレであって本編にはなりえない。ミステリーで言えば常にジーヴズが“鍵”なのだから...

 それにしてもウースターとジーヴズの関係もさることながら、ウースターと友人ビンゴの間柄がとってもいい。“くされ縁”ってやつは、実はお互いに依存してないし、遠慮もないし、何ヶ月会わなくても関係に変化がないってことなのだ。こうした稀な友を得られただけで、人生はきっと、それでもうOKなんじゃないだろうか。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sandii
形式:単行本
タイトルからしてちょっとミステリーなのかな?と思ったら、これが抱腹絶倒!のんきなお金持ちバーティと素晴らしき執事ジーヴズのコンビは素晴らしい。ジーヴズのご主人様へのファッションチェックもおっかしい。久しぶりに爽快感溢れる作品に出会いました。短編集なので忙しい方にこそ読んで欲しいです。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
素晴らしい。 2010/9/19
形式:単行本|Amazonが確認した購入
ジーヴスのお話は、最初に国書刊行会の方で読んでしまったため、なんとつまらない話だ、もう読むまいと思っていたのですが、この本で考えが変わりました。
もし、国書刊行会を読んでつまらないとお感じになったらぜひこちらで読んでください。
こちらの方は訳の日本語に堅苦しさや違和感がないです。人物が生き生きしていて、とても面白いです。
一応原書も持っているのですが、原書で韻を踏んでいるところはこちらでもちゃんと踏んでいます。
この人はこういう話し方をするだろうな、というところはその通りの話し方ですし、
バーティー以下、貴族のおバカな振る舞いと、それをさばくジーヴスのウィットに富んだ会話・行為が読んでいて楽しいです。
おバカ度合いも愛すべきおばかさんという感じで嫌味なところがなく、それをあしらうジーヴスにも嫌味なところがないので気軽に読めるし、いい気持ちになれます。
バーティーのダメっぷりはモンティ・パイソンの「アッパークラストゥィット」のスケッチの雰囲気が近いかもしれないです。
このお二人の訳でジーヴスの全作品を読みたかったですね〜。しかし叶わないのが残念です。
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