特典映像に作曲のアンドリュー・ロイド・ウェバーと、作詞のティム・ライスのインタビューが入っています。 貴重!
かの方々の口から、本作品について詳しく語られているのは、大感激です。
A・L ウェバー自身が、現代の若者にも見て欲しかったから作り直した、と話しているとおり、今のファッションになっただけで、'73の映画版と比べても何ら遜色はありません。どういう形でも不滅の楽曲ですから。
自分は『ジーザス役はテッド・ニーリー』とイメージが固まってしまってるので、グレン・カーターは、一見「駄目かも…」と思ったけど、悪くなかったです。テッドのような華奢な高貴さと、ロックな声はありませんが、感情むき出しの愛すべきジーザスでした。
なによりユダ役のジェローム・プラドンが良い!彼の泣きと苦悩の表情には、いちいち貰い泣き。ユダの心情には本当に感情移入できます。
彼がマリアや群衆にむける皮肉な表情もシビレました。マイクを持って「スーパースター」を歌う姿が妙にかわいい、今まで見た中で一番好きなユダです。 ただ、難を言えば、マグダラのマリアが歌に感情を込めすぎて、名曲のメロディを邪魔してしまっていることと、ヘロデ王に魅力がないこと…(個人的にはヘロデ王のNo1は、劇団四季の江戸版の市村正親!)
テーマと歌詞を突き詰めた素晴らしい内容の上に、メイキングで監督ゲイルが丁寧に作品解説をしていることを併せて、日本語の四季の舞台よりもわかりやすく、入門編としての価値があると思います。
もちろん本筋はオリジナルのままなので、30年来のファンにもお奨めしたいです。