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5つ星のうち 5.0
全盛期のアステアとケリー、唯一の共演作品, 2007/6/6
レビュー対象商品: ジーグフェルド・フォリーズ [DVD] (DVD)
長らく日本未公開だった幻の映画(1946年作品)。
なぜ、この作品が幻と呼ばれ、ミュージカル映画ファンから渇望されていたかというと、全盛期のフレッド・アステアとジーン・ケリーが一緒に踊った唯一の映画だからである。二人の共演シーンの一部分は、「ザッツ・エンタテイメント」(これが正しい邦題。「エンタテインメント」ではない)でも見られるが、やはり全部見たい、というのがファンの願いだったのである。この映画の30年後、「ザッツ・エンタテイメントPART2」の進行役として、70代のアステアと60代のケリーは再び一緒に踊っているが、やはり全盛期の共演には格別のものがある。
この映画は、特にストーリーはなく、独立したミュージカルナンバーを次々に見せていくレビュー形式のもの。
アステアとケリー共演のナンバー、"THE BABBITT AND THE BROMIDE"(凡人と俗人)はガーシュインの曲。偶然街で出会ったアステアとケリー自身(映画の中でも実名で呼び合っている)として歌い踊る。
1つの曲だが、3つのダンスから成る凝った構成で、街で出会った二人が歌い踊り、「10年後」に再会してまた歌い踊り、さらに「20年後」、天国で再会してまた歌い踊る、という趣向。当然、衣装と振付は3つとも違うから、3倍楽しめる贅沢なナンバーである。
二人のダンスを見ると、技術のアステア、体力のケリーという感じだけれど、個人的には、やはりアステアの方がはるかに上手いなあ、と思う。ジーン・ケリーのファンは違う意見かもしれないが。
一流の舞台美術家出身のヴィンセント・ミネリが監督しているだけに、他のナンバーも洗練されているが、今見るとやや退屈な感もなくはない。これだけ豪華なセットと衣装で映画が作られることは二度とないだろうとは思うけれど。
とにかく、アステアとケリーの共演だけで星5つの価値あり。
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5つ星のうち 5.0
F・アステア×G・ケリー!, 2007/12/2
レビュー対象商品: ジーグフェルド・フォリーズ [DVD] (DVD)
本作は画質が良くないのが残念だが、大MGMの威光がスクリーンいっぱいに展開される。その中でも、F・アステアとG・ケリーのシーンは鳥肌が立つほどに素晴らしい。この10分間を見るために5,040円を払っても十二分にお釣りがくる。現代の映画界でこれほどのダンスが踊れる俳優がいるだろうか。それも二人一緒に!である。晩年の「ザッツ・エンターテインメント」でも同じような共演を果たしているが、「動のケリー」「静のアステア」の全盛期が見られるのはこの作品だけだ。まだこの時代はMGMスタジオのタルバーグビルのスイートルームに大タイクーンのルイス・B・メイヤーがふんぞり返っていたころであり、古き良きハリウッドの匂いがプンプンなのもよい。MGMは間違いなく世界最大の映画スタジオだった。
その華やかさをぜひ楽しんでほしい。エスター・ウィリアムスやジュディ・ガーランドも出ている。
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5つ星のうち 4.0
瑕瑾, 2006/10/8
レビュー対象商品: ジーグフェルド・フォリーズ [DVD] (DVD)
なかなか見られなかったレヴュー映画全編がようやく見られたのは大層有難いことです。
唯一の瑕は、キャスト紹介のルシル・ボールの写真が差し代わっていて、バージニア・オブライエンの顔になっていることですね。金髪のルシルはオープニングのキャット・ウーマンを調教する役で出ています。おまけパートで歌っているのは黒髪のバージニアです。