「T2」後のシュワは、何だか余裕が出てきた。
ライバルのスライは「コップランド」のような作品にシフトチェンジを始めて、すっかり
立場が逆転してしまっていた頃である。
肉弾アクションも下火になったことで、シュワが選んだのが本作だった。
レスリー・ニールセンばりに全開でボケを演じ、でも最後はホロリとさせる・・・
同じスーパースターでも、J・ウェインにはこの役は出来なかっただろう。
正直シュワのコメディはあまり好きではないが、これは掛け値なしに面白い!
ブルーレイになって画質も向上しているが、こうして久し振りに観直してみると
F・キャプラのテイストも盛り込んでいることがわかる。
B・レバント監督は近年もジャッキーと組むなど、当時から安心して観られる監督だ。
ハリウッド&LAにこだわるシュワには珍しく、ミネソタで大部分が撮られているが、
本作では一役者に徹したのだろう。
ただ「T2」や「トゥルーライズ」の後だったため、その爆発的興収から比べると
若干影の薄い作品であることは否めない。
それでもファミリーで観るには最適な作品だし、SDではあるがメイキングも収録
されているので、お勧めです。星は4つ。