最初にリリースされたのが昭和51年ということですが、30年以上経った今でも愛される
時代を超えた名盤だと思います。
オープニング曲のアレンジなど、時代を感じさせるところもあるのですが、何といっても
「金太の大冒険」「快傑黒頭巾」「極付け!お万の方」「吉田松陰物語」の"ぎなた読み
四部作"(←勝手に命名)が圧巻。すべて曲調も違うし、とても凝った作りです。
"ぎなた読み四部作"の中で、「金太の大冒険」が突出して愛されているわけも何となく
わかります。
カントリー調の曲に、他愛のない"ぎなた読み"の対象(金玉のこと)と、作りこまれた
歌詞(中でも『マスカットナイフで切る〜』はよくこんなこと考えるなー、と初めて
聴いたときに妙に感動した記憶が・・・)が乗るので、苦笑しつつ抵抗なく楽しめるん
ですよね。
「一宮の夜」とか「男の子守唄」などの演歌、クレイジーキャッツの曲を彷彿とさせる
「ワッパ人生」「気楽な時代も過ぎました」といった曲も、時代背景を感じさせて、
実に味わい深いです。
1枚のアルバムに、凄く色々な要素が詰め込まれていて、なるほど、これは当時の
エレックレコードだからこそできたアルバムだと思わずにはいられません。
つボイノリオさんには、これからもますます活躍してほしい、と思います。
こういう曲たちをサラリと世の中に送り出せるのは、つボイさんしかいない、と思って
おりますので。