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5つ星のうち 5.0
ジョークの破壊力,
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レビュー対象商品: ジョークでわかる中国の笑えない現実 (新書)
以前このようなジョークが流行った。豪華客船が氷山に衝突した。 子供と女性から救命ボートに乗らなければならない。 男性は海に飛び込んでもらわなければならない。 船員はイギリス人にはこういった。 「グレートブリテン王国と女王陛下の為に」 イギリス人はすぐ飛び込んだ。 アメリカ人にはこういった。 「自由と民主主義の為に」 アメリカ人もすぐ飛び込んだ。 日本人にはこういった。 「みんな飛び込んでいますよ」 この手のジョークは、なまじ一冊の本をかけて日本人を論じるものより、 数段優れた日本人論になっていると思う。 今回ご紹介する「ジョークでわかる中国の笑えない現実」もそうだ。 ジョークのターゲットは中国の「中国共産党」「役人」「富裕層」「人治社会」等々だ。 私が好きなものを一つ (前略) 「江沢民首席の様態は?命に別条はないのか?」 医者は黙って頭を横に振った。 「では、李鵬は」 医者は同様に頭を横に振った。 「ではいったい誰が助かったのか?」 この問に、医者は深いため息をつきながら答えた。 「中国が救われた」 ジョークの奥に、真実の輝きを見い出せる人には強くお薦めできます。 しかし、さらに深読みしてみたい。 このインターネットの時代に超有名検索エンジン「グールグル」 (引っ掛からんようにした、他意はない)は中国では、反政府のキーワードは検索できなくなっているのだ。 ジョークはインターネットでながされても、これは共産党政府は検閲できない。 つまり、ジョークは検索できない言葉を使い政府を攻撃することができる。 インターネットの中の一党独裁体制の維持は大変だ。 かって、旧ソ連が崩壊する前は何年間にわたってアネクドート(ロシア小話)が日本でも流行った。 今回の中国のジョーク集は何の前触れなのだろうか。
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