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ジョン・レノンに恋して
 
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ジョン・レノンに恋して [単行本]

シンシア レノン , Cynthia Lennon , 吉野 由樹
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

世界に大きな影響を与えたひとりの男は人をひどく怒らせることもあるけれども、憎めなくてときに残酷になり、おもしろくて、才能があって愛情に飢えていた。恋人、そして妻として波瀾万丈の人生を歩んだ女性が初めて明かす「人間ジョン・レノン」真の姿。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

レノン,シンシア
1939年イギリス、リバプールの北に位置するブラックプールでパウエル家に生まれる。57年リバプール・カレッジ・オブ・アートに入学、翌年ジョン・レノンと出会う。62年にジョンと結婚。ふたりのあいだには63年に、のちにミュージシャンとなる息子ジュリアン・レノンが誕生している。ビートルズの成長をまのあたりにし、スウィンギング・シックスティーズと呼ばれた華やかな時代をロンドンや近郊のサリー州で過ごす。68年に離婚し、シンシアはジュリアンを引き取る。現在は夫ノエル・チャールズと暮らしている

吉野 由樹
1963年生まれ。93年に米国シアトルのカレッジ卒業後、ビートルズ専門誌の研究スタッフをへて、音楽雑誌・書籍などの翻訳・執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 381ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2007/03)
  • ISBN-10: 4309204759
  • ISBN-13: 978-4309204758
  • 発売日: 2007/03
  • 商品の寸法: 21 x 15.4 x 3.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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23 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ジョンレノンのファンとしては、一読の価値ある非常にお薦めの本です。
特にジョンレノンを語る上で特に新しい側面というのはないのですが、ただ前妻の書かれた若かりし頃のジョンレノンの姿はどこか初々しさを感じました。

本書に書かれてあるシンシアとジョンの関係についてですが、私が受けた印象は、一種典型的なDVカップルの一組という感じでしょうか・・
DVとしても知られたジョンですが、本書からは、彼自身の心の傷を抑圧することで現れるDVとそれに自分の愛で精一杯応えようと奮闘するシンシアに、どこか共依存的なものがベースになっているように感じて仕方ありません。本書には、ジョンの彼女への愛がどれほど本物であったかを訴えるような文面がよく出てきます。それは当時は事実であったかもしれません。ですが、どうしてもそれが私にはシンシアの現実逃避のように見え、かえって痛々しく見えてしまう時もありました。

シンシアは妻として主婦として素晴らしい人であったということはよく伝わってきます。きっとジョンも一生懸命それに応えていたのだと感じます。ですが、ジョンの本分はアーティストです。言葉は悪いですが、少々イッちゃっているヨーコと出会った瞬間、それまで抑えていた本来の彼の何かが爆発してしまったのではないでしょうか?結果、ジョンはシンシアではなくヨーコを選んだ・・・、それほど彼の魂はヨーコを欲していたというだけだと思います。本書にはシンシアの愛する人をヨーコが彼女から奪ったというような表現がありましたが、誰も人の心を誰かから奪うことなど出来ません。人は誰かの所有物ではないのですから。こういう部分に、シンシアの心の傷がリアルに表れているように見えます。

147ページにこんな記述があります。
『ジョンが生涯に出会ったなかでも、私はだれよりも変わらずにい続けた人間だったと思う。ジョンに対して何も要求せず、批判もせず、命令もせず、しかも無条件でジョンを愛した唯一の存在だと思う。』

人は、成長して変わっていく。ですがシンシアの心は、昔の二人に執着することでを前進することなくジョンを繋ぎ止めようと必死だったのでは、と疑問を抱きます。残念ですが、結果としてジョンが取ってしまったシンシアへの極端な仕打ちは、彼女との決別だけでなく、まさに過去の自分との決別であったとも言えるのではないでしょうか?

ジョンと別れてから35年以上も経って書かれた本にしては、当時の内容に色褪せた感じがなく、シンシアにとってどれほどその別れが彼女の心を傷つけ、またそこから癒えることもなく長年苦しんできたのかが伝わってきます。ジョンと別れてから2度の結婚の失敗を考えると、疑問の余地もありません。これについてだけは、ジョンのファンである私も、もっと誠実に対処する方法はいくらでもあっただろうに・・と残念に思わずにはいられません。特にジュリアンに対してはなおさらです。

本書を読むことで、ジョンとヨーコの見方が変わる人もいると思います。
色々な感想はあるかとは思いますが、読む際には、これも当事者の一人が主観で書いた本であるという客観性だけは失わないで欲しいと思うところです。

現在ヨーコもジョンについて5年かけて本を書くといっています。
その内容がとても楽しみです。
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必読の書 2007/8/25
By tana
形式:単行本
必読の書、と断言します。読んで納得、ガテンの驚きの書です。読後、他のビートルズ本ではどのように書かれているのか知りたくなり色々調べたくなります。一緒にいた人のみが知り得る様々な事の臨場感。それは驚きの連続です。若き日のジョンレノンはなるほどこういう曲を作り歌ったのか、という納得。ビートルスに対して初期中期後期という表現がよく使われますが、そういわれるだけの変化の原因が何であったかへのガテン。改めておもうのはこの才能のあまりにも早い死、です。残念です。
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
話半分で 2010/11/20
形式:単行本
母(著者)のわが子(ジュリアン)を思う気持ちには感動するが、ジョンのおばミミと、ヨーコに関する話(悪口である)は話半分で読まなければいけない。

●嫁姑の関係はどこの世界でも同じ。どちらの話にも一理有り、大抵はお互いに悪口しか言わない。両者話半分で聞かなければいけない。
ジョンにしてもミミにしても家系なのかヒステリー症のところがあり(往々にして天才にはよくある性格)、ノーマル過ぎるシンシアの目には彼らの言動が異常に映ることもままあったに違いない。間に立った旦那が一番気の毒である。

●同様にジョンがシンシアを捨てて、「アーティスト」のヨーコの元に走ったことも(気の毒ではあるが)まったく理解できる。世界一のロックスターであったジョンに、家族を一番に考える良きパパを期待するのはまったく無理な話である。ジョンは結婚は2回。著者は4回(5回だったけ?)。夫婦生活で彼女の方に何か欠点はなかったのか、当然その点は書かれていない。
当たり前であるが男女の三角関係にあって一人の言う事を鵜呑みにしては絶対いけない。3分の1だけ聞く。特に金銭(ここでは遺産など)にからむ話は本当に汚い。飛ばし読みをするくらいが適当。また自分の子供が一番素晴らしいと思う母親の自慢話には少しうんざりもする。

以上を割り引いてもジョンレノンと青春時代を共にした伴侶の貴重な証言という意味で、ファンなら結構面白く、一読の価値はあると思います。
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