この1巻だけでは判断材料が少なく感想が難しいので、
1〜3巻のレビューのようになることをお許し願いたい。
ファンディスク的な部分が大きい。
これは原作での第三部であり第一部の話の流れを汲むので、原作で第一部を知るファンでなければとっつきにくい。
絵柄は好みが分かれるだろうが、映像や声優などは良質なのでその点はお勧めできる。
話の雰囲気は真剣で、原作にある荒木氏独特のユーモアは期待できない。
もっともジョジョは大部分の面白さが真剣な場面で表れるので問題なく楽しめるだろう。
ただしファンディスクとしては疑問がある。
第一話は比較的、原作に近いつくりだが、第二話と第三話は、肝心の見せ場が省かれて中途半端になっていたり、時間の都合上か短くまとめられている。
原作はハイテンションの雰囲気が読者を引き込み、戦闘シーンを淡白に感じさせない魅力が大きかった。
原作に忠実でありさえすれば良いというわけではないが、
そうでない以上、その代わりとなるような売りが弱いのが残念だと思う。
時間も一話あたり30分。それで数千円は高い。
OVAなので、せめて一話あたり45分くらいにできれば余裕があったのではないかと。
(ちなみに好みもあるだろうが、この早い段階で製作発表会見の映像は不要に感じた。)
これ単体での購入は高いのでお勧めできない。
全話見るならお得なDVD−BOXがあるからだ。
1〜3話あたりと比べて後半はできが良いそうなので、せっかくならBOX買いをお勧めする。