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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
科学SFの傑作,
By ワイルド・キャット (福岡) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) (文庫)
映画版『ジュラシック・パーク』を10年前に観て、ふとしたきっかけで原作を手にとって読んでみました。映画版と対照させながら感想を述べたいと思います。 原作ではクローン恐竜誕生にまつわる科学的背景がより詳しく書かれており、登場する恐竜の数や種類も映画版の比ではありません。映画版『ジュラッシク・パーク』では原作の場面場面を切り取ってつなぎ合わせたというのが印象です。当時のCG技術や2時間という時間尺の制約があったからでしょう。私は映画版『ジュラッシク・パーク』を高く評価していましたが、原作を読んでその考えが少し変わりました。原作の方が圧倒的にスケールの大きい壮大なファンタジーだったのです。 映画版と違って、原作では裏切りを働くネドリーが単なる悪党として描かれていないことと、反対にハモンドが原作では憎まれ役として描かれていること、さらに映画版ではトイレでティラノに食べられた弁護士のジェナーロが原作ではグラントと同じように活躍しているのには驚きました。 原作の導入部のコンピーのシーンは映画版『ロスト・ワールド』でオープニングに使われ、翼竜ドームやボートでの河くだりのシーンは映画版『ジュラシック・パークIII』で使われていました。 以上から分かるように、原作「ジュラシック・パーク」は映画版3部作のいいとこを全て含んだ、非常に豪華な作品なのです。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
映画で表現しきれないおもしろさがある,
By
レビュー対象商品: ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) (文庫)
皮肉屋マルカム博士の人物像が秀逸。カオス理論をなぞるように展開していくストーリーが見事。 練り込まれたリアリティ。奇抜なアイデア。 ミステリー風の謎解きの要素があり、アクション描写も文章で描く臨界とも言える迫力がある。随所に散りばめてある最新学説も知的好奇心をくすぐるにじゅうぶんだ。 おおよそエンターテインメント小説の粋を極めたような作品だと言えるだろう。 映画は映画でよかったが、あれはこの作品の持つ視覚的な部分だけを抽出してあり、この小説の本来の面白さはやはり文章でしか味わえないものがある。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
映画より面白い!,
By なお - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ジュラシック・パーク〈上〉 (ハヤカワ文庫NV) (文庫)
僕は原作を読んでから映画を見ましたが、映画で見るより、この原作の方が数倍面白いと感じました。映画はエンターティメント色が強いですが、原作は科学的裏づけっぽいものがメインになっています。このくらいリアリティがないとSFは面白くない!映画よりマルコム博士がもっとクールです!マイクル・クライトンの最高傑作といってよいでしょう。SFの中でも秀逸の作品!
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