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ジュディス・バトラー (シリーズ現代思想ガイドブック)
 
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ジュディス・バトラー (シリーズ現代思想ガイドブック) [単行本]

サラ サリー , Sara Salih , 竹村 和子
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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ジュディス・バトラー (シリーズ現代思想ガイドブック) + ジェンダー・トラブル―フェミニズムとアイデンティティの攪乱
合計価格: ¥ 5,460

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

『ジェンダー・トラブル』で、バトラーはアイデンティティの理解に革命をもたらした。性、セクシュアリティ、ジェンダー、言語、主体をめぐる概念の終わりなき戦略とは?バトラーの理論と格闘するための最良の入門書。

内容(「MARC」データベースより)

「ジェンダー・トラブル」で、バトラーはアイデンティティの理解に革命をもたらした。性、セクシュアリティ、ジェンダー、言語、主体をめぐる概念の終わりなき戦略とは? バトラーの理論と格闘するための入門書。

登録情報

  • 単行本: 309ページ
  • 出版社: 青土社 (2005/12)
  • ISBN-10: 4791762258
  • ISBN-13: 978-4791762255
  • 発売日: 2005/12
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
政治、主体性、ジェンダーなど幅広い分野において発言をしている、ジュディス・バトラーの解説書。

邦訳が出版されているうちで、日本で最も有名な著書が『ジェンダー・トラブル』である所為もあってか、バトラーと言えばジェンダー/セクシュアリティという印象が強いように思われる。しかし、バトラーを一般的な意味でのフェミニストとしてのみ捉えるのは、その理論のごく一部しか理解していないことのあらわれである。
本書でも指摘されている通り、バトラーが終始一貫して問うているのは権力および言説と主体性の問題であり、その問題群の大きな割合を占める要素として、ジェンダー/セクシュアル・アイデンティティがある、という感じである。すなわちバトラーは、「主体的に」活動しているフェミニストたちのアイデンティティさえも疑問に付す。
もちろん、全ての属性を権力、そしてその作用因としての言説/言語の上に成り立つ行為遂行的なものとして捉える見方には多くの批判があるし、私自身も、バトラーは生身の身体、および個人に先立って存在する社会構造など、象徴的次元における行為以外の社会的側面を軽視しているのではないか、という疑問を抱いている。
しかしそれでも、バトラーが展開する主体性への問いは、他のポスト構造主義の理論と併せて、批判的に(ここが重要である)読まれるだけの価値はあるだろう。

さて、肝心の本書の内容であるが、上記のようなバトラーの問いの核心を見失わぬようスッキリと解説されており、文章もかなり平易なので、いきなりバトラーの原典を読んでもよく分からなかったという人や、これからバトラーを読みたいがどれから手をつけて良いか分からないという人などにとって役に立つと思う。
しかし、著者も述べているとおり、本書はバトラーの主張をそのまま要約しているわけではない。また私見では、これほどのコンパクトなサイズにまとめようとした結果として、各々の論点のまとめ方がかなり大雑把になっている印象も受けた。
よって、本書はあくまで、原典を読む前の足がかり、もしくは読んでいて困った時の相談役程度の役割であろう。
バトラーが依拠するフロイトやフーコーについても言及しているが、これらもやはりかなり簡潔なものなので、より深い理解のためには彼らの原典にもアプローチするべきだろう。
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By RN
形式:単行本
理論家の解説本ですから、理論家の全体を見渡せていることが一番の目的。その目的は達成されている。
主要概念や背景となる理論家について、『それについて知りたければ、これを読めばよい』と示唆してくれている。この本を地図としてバトラー世界に入っていけばよい。

(他のレビューうち1つは、バトラー理論に寄せられたもので、この書籍のレビューとは言えない。格好の良い言葉を書き連ねても、目的にあっていなければ、意味なし。)
このレビューは参考になりましたか?
64 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
フェミニズム的立場を採らざるをえない女性の多くは、男女同権社会の実現という政治的目標の崇高さと個人的経験の不幸とをうまく擦り替えているところがある。一種の性的ルサンチマンである。つまりフェミニストの多くは、男女の、あるいは女女の、あるいは男男の、あるいはオルタナティヴ・カップル、その他グループの幸福で親密な和合の経験がないところから出発するという個人的不幸を、その人生において背負い込んでいる。異性や同性からなんらかの理由で人間的で親密な関係を拒絶されるのは、社会が悪いのであって、自分が悪いのではない、もしこの命題が哲学的かつ社会的に説得力をもつことができれば、生殖の幸福にして最大の要因たる個人間恋愛という人生最大のペイジェントにおいて不幸にして貧困な経験しかもちえなかった個人は、どんなにか心慰められることだろうか。
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