14,15世紀の装飾写本には、よく宝石がモチーフとして使われていますが、私もカリグラフィーの作品づくりで取り入れてみたいと思い、この本を手にしました。
現代の宝石とはカットの仕方などが違うので、写本風の描き方とは異なりますが、まったく描き方を知らなかった私にはありがたい入門書でした。どこに光をいれ、どこに陰をつけるか、理解できました。
宝石のシェイプ、カットも多様ですし、単色の石だけでなく、オパールのような複雑な多色の石の描き方も載っています。形のくねった金のブローチも、どこに光や陰を入れるかとても参考になりました。ただこの本では透明水彩絵の具を使っているので、ガッシュで描くかたには自分なりのひと工夫も必要かもしれません。