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ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書)
 
 

ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書) [新書]

上杉 隆
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (70件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 777 通常配送無料 詳細
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ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書) + 報道災害【原発編】事実を伝えないメディアの大罪 (幻冬舎新書)
合計価格: ¥ 1,659

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

日本の新聞・テレビ記者たちが世界中で笑われている。その象徴が日本にしかない「記者クラブ」制度だ。メモを互いに見せ合い同じカンニング記事を書く「メモ合わせ」、担当政治家が出世すれば自分も出世する歪んだ構造、権力におもねり掴んだ事実を報道しない体質。もはや新聞・テレビは権力をチェックする立場と国民に知らせる義務を放棄したも同然である。恐いもの知らずのジャーナリストがエリート意識にこりかたまった大マスコミの真実を明かす、亡国のメディア論。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

上杉 隆
1968年福岡県生まれ。NHK報道局勤務、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取財記者を経て、2002年よりフリーランスのジャーナリストとして活動。NHK勤務に関し経歴詐称を取り沙汰されるが、東京地裁が認定した二年超の勤務実態を根拠に反撃。中傷にも屈しない打たれ強さに定評がある。徹底した取材と精緻な分析で、記事・作品を発表するたび永田町が震撼する気鋭のジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 234ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2008/07)
  • ISBN-10: 4344980883
  • ISBN-13: 978-4344980884
  • 発売日: 2008/07
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (70件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 111,436位 (本のベストセラーを見る)
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40 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 記者クラブの存在によって自由な取材が制限され、結果として取材先と取材陣との
馴れ合いを生んでいるのが今の日本ジャーナリズムだという。
 署名記事が当然なN.Y.タイムズにひきかえ、日本の新聞はほとんどが
非署名記事であり、記者は横並びの事実関係を記事にするだけだ。
 つまり、日本の新聞は通信社の仕事しかしていない、とも言っている。
 全く正論で、つけ入る隙はないのだが、そもそも新聞の歴史も違えば、在り方も違う。
 N.Y.タイムズと比べても仕方なかろう、とも思うが、筆者も描いているように、
ジャーナリストとは名ばかりで、レベルの低い輩が多いことも確かだ。
 あまり期待はできないが、筆者の血の出るような、この叫びが何時の日か
報われることを、願って止まない。
 国民はそのレベルに応じた政府しか持てない。
 ジャーナリズムも、また然り、ではないことを祈ろう。
 
このレビューは参考になりましたか?
51 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By birdsong トップ500レビュアー
形式:新書
個人的なエピソードをまじえながら、日本の新聞やテレビ局にはジャーナリズムがないことを見せつけていきます。特に、その現れとして署名記事の欠如と記者クラブの弊害を繰り返し採り上げています。記者が個人の責任として記事を書くことがなく、じゃあ新聞社が責任をとるかというとそうでもない。結局、それなりの数の新聞やキー局があっても、すべて政府の子飼となって報道機関じゃなく宣伝機関となってしまっているというわけです。

もう新聞の時代もテレビの時代も終わりだと思っていましたが、このような惨状を読むと、少なくとも日本では、新聞やテレビの<自滅>なのだと思わざるをえません。
このレビューは参考になりましたか?
41 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 21世紀のケインジアン トップ500レビュアー
形式:新書
 いやぁ、ますます新聞を読むのが情けなくなる。

 話には聞いていたが、日本の新聞記者やテレビの記者は「記者クラブ」という村社会に守られて、ぬくぬくと手をつないで情報を「共有」しながら仕事をしているのだ。なんと。
 著者が告発している「メモ合わせ」という会見後のお友達仕事は、各社の記者がみんなで内容を確認しあっているというではないか。スクープで抜かれることが怖いのだ。だから、えてして政治家の汚職などは社会部の記者から出てくるものなんだそうだよ。

 自分の担当の政治家が出世すれば、すなわち自分の政治部内での地位も上がるために、その政治家に気にいてもらえるような記事しか書けなくなる。そんなことも聞いてはいたが、公僕であり、国民の税金を使って送り出している政治家を、木鐸である新聞が監視をできるわけはない。馴れ合いもはなはだしいのだぁ!

 その日本独特の制度「記者クラブ」は、国際的にも非常に評判が悪いらしい。何度もその「村社会」をオープンにするように勧告さえ受けている。村社会を守るために新聞社とテレビ局を中心とした会員以外には解放していない。だから、週刊誌やマイナー新聞、そして何より、著者のようなフリーランスのジャーナリストは記者会見場に入ることや、質問をすることを一切許されていないのだそうだ。

 「洞爺湖サミット」に訪れた世界中の何百人というジャーナリストも、会見場に入ることさえ、質問することさえ許されず、地球の裏側から来た記者達でさえ、別会場の会見中継で指をくわえて見ている事しか赦されなかったらしい。何が哀しくて、わざわざ極東の島国の、そのまた北国の山の上のホテルにわざわざ出向いて、わが国トップの晴れ姿やコメントを記者会見でもらうことなく、帰っていくのだろうか。

 まぁ、そんな「仲良しこよし」の政治部記者とそれを懐柔している政治家の本当の姿を新聞やテレビで暴き出されることは、ないのである。という哀しくも、可笑しくも、バカバカしくなる、そして、日本の報道体制を考える、ためになる一冊なのである。

 そして、宮内庁の酷さも告発している。
 最近、秋篠宮殿下のご長男・悠仁さまがどうしてマスコミに出てこないのか、不思議に思っている人も、この本にそこのところが書いてあります。
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