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ジャック・ラカン 精神分析の四基本概念
 
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ジャック・ラカン 精神分析の四基本概念 [単行本]

ジャック ラカン , ジャック=アラン ミレール , Jacques Lacan , Jacques‐Alain Miller , 小出 浩之 , 鈴木 国文 , 新宮 一成 , 小川 豊昭
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

1964年,ジャック・ラカンはたったひとりでパリ・フロイト派を旗揚げする.この激動の年に行われたセミネールで「無意識」「反復」「転移」「欲動」という基本概念を読み替えたラカンは,以後フロイト理論の革新者としての地位を確かなものとする.熱気あふれるその講義を記録した本書は,精神分析に関心を持つすべての人の最良の導きとなろう.

内容(「BOOK」データベースより)

無意識・反復・転移・欲動の4つの基本概念から精神分析の本質へいたるラカンの探究の軌跡。

登録情報

  • 単行本: 384ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2000/12/15)
  • ISBN-10: 4000236210
  • ISBN-13: 978-4000236218
  • 発売日: 2000/12/15
  • 商品の寸法: 21.2 x 14.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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騙し絵 2012/5/12
形式:単行本
ホルバイン。
通常の絵画を見る位置からは、何だかわからない邪魔な物があるだけだが、目を外し振り返ってみたりすると浮き上がって見えるもの。
精神分析とは何かを表す良い寓話である。
日常の遠近法やその消失点をちょっと外した時に見えてくる、その遠近法を成り立たせる視点や他者との関係、死や時間。
我々の意識とは視点を無理やり固定して見えてくるある配置にすぎない。
別な視点、別な配置が無数にある。その視点、他者との関係、その死との関係を精神分析は語るのだ。
精神疾患もその無理な視点の固定から生ずるものだと。
患者はある見たい視点、見たい絵を見ているだけだが、それが病だと。
海に浮かぶ瓶から我々は見られてる。
ホルバインからすれば。視点を無理やり意識の座に固定しなければ当然の話だ。

それはあくまでも二次元に過ぎない。なのに三次元の現実と勘違いする固定した関係にとらわれること。
何とまあ精神分析の実践と同じではないか。
フェティッシュ=物神としての遠近法自体、四次元の現実を無理やり三次元に局所化したものではないのか?
それを求める患者の欲望はフェティッシュではないのか?
精神疾患とは三次元に無理やり消失点作る患者の欲望がもたらしたものではないか。
しかし、そうやってあくまで三次元の立場から四次元を解釈し続けるラカンの欲望もまた、批判され問題化しなければならない。
何故、ラカンだけが精神分析だけが終わりない対話とはいえ、四次元を、この世の現実を語り尽くせると言うのか。
既にそこで語れるとされる現実自体、二次元の絵の前でああだこうだ解釈重ねる精神分析医の欲望ではないのか。
分析医自体が物神にフェティッシュにとらわれてるのではないのか。

ラカンを燃やし尽くし爆砕する場所を、私たちは見いださねばならない。
ラカンを知るために何より重要な著作。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 ラカンの入門書とかうんざりするほどある。
メンドクサイからさっさとラカンを読んでしまいましょう。入門書一冊読めばそこそこついていけるはず。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 「意味のシステム」に属さない対象aは、「意味のシステム」の中では無気味な視線(シミ)としてしかあらわれることができない。つまり「反・意味」あるいは「意味の陰画」であり、これが無気味であればあるほど、いいかえれば、意味破壊的であればあるほど、それとのコントラストによって「意味のシステム」の輪郭は鮮明になり、構造的に安定する。そういう点では、対象aこそは私の存在の「不在の中心」と言ってもよい。
 私の人生がいつも同じところでつまずいてしまう「反復」という現象は、このような「不在の中心」が存在していることの証なのだ。しかし「反復」の力があまりに強力であると、私の人生はたえがたい。そこで精神分析は硬直した構造にゆさぶりをかけ、より柔軟な構造への変化をうながす役割を担うことができるだろう。
 一方、「意味のシステム」を統制する大文字の他者A(超自我に近い)は、内面化された両親、言語、世間、道徳であり、精神分析セッションにおいてはほかならぬ分析家がこれを体現する存在となる。精神分析セッションが私の症状の核心に迫ってくると、私はこいつに主導権を奪われたと感じ、息苦しくなり、逃げ出したくなる(分離)。
 そして逃げ出す先こそは、かの「不在の中心」=対象aなのだ。
 つまり、私は、私の症状の秘密を知るために精神分析という探求に乗り出し「意味のシステム」の中に答を見出そうとしていたのだが、逆に、探求を中断し、逃亡して行った先ではからずもその答を見出すわけだ。
 しかし、ここでこれまでの形而上学的議論は一気にその様相を変え、生物学的水準に跳びうつる。というのは、「意味のシステム」からの逃亡だから、この対象aは「意味のシステム」によって上書きされる以前の私の生物学的欲動を、無媒介に満足させることができなくてはならないからだ。
 ではその対象aとは何なのか? 本書には具体例として視線、声、乳房(口唇欲動の対象)、糞便(肛門欲動の対象)が挙げられている。これらの共通点は「意味の否定」であり、いかなる点でも私を精神的に高めたりすることはない。しかしそれこそが重要なのだ。私は不貞腐れてAに背を向け、aに耽るのだが、また同時にそのことによってAの呪縛から自由になり、安全な距離を置くゆとりを手に入れる。
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お勧めできません
訳が誤訳、もしくは過度な省略が随所に目立ちます。

わかるはずがありません。... 続きを読む
投稿日: 2006/6/24 投稿者: アマゾン次郎
難しく読みにくい本しかし思考の好きな人にはベター
ラカン先生の講義録をそのまま日本語にした本です。... 続きを読む
投稿日: 2006/3/23 投稿者: 覚悟のススメ
ラカンは難解?
 ラカンは難解誰がそんなことを広めたのか?... 続きを読む
投稿日: 2005/11/12 投稿者: misidazai
私はラカンを欲望しない
 この本を読むにあたり、十冊近い参考書で予習した上で臨んだ。その理由は、序章以外ほとんどまったく理解不能だったからである。... 続きを読む
投稿日: 2005/8/28 投稿者: daepodong
面白いが…
フロイトを読んでおかないと分かりにくいと思いますが、それほど専門的ではない人でも楽しめる本だと思います。... 続きを読む
投稿日: 2003/12/10 投稿者: 三流の骨太
講義11巻、フロイトへ還れるか
... 続きを読む
投稿日: 2003/7/22 投稿者: amazon
A quoi bon?
常識と良識に反し、金儲けにも立身出世にも役に立たず、飢えた子に糧を与えるのでもなく、人々を安心させるよりもむしろ不安に陥れる……。そんな言説の存在が果たしてゆるさ... 続きを読む
投稿日: 2002/12/17 投稿者: 志紀島啓
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