当時のタグラインには、
"Six players on the trail of a half a million in Cash. There's only one question... Who's playing who?"
ー6人のプレイヤーが50万ドルを賭けた勝負にでる。ただひとつの疑問は、"誰が"、"誰を"騙しているのか?ー
って、明らかにクライムものの方向性なんだけど、ロバート・フォスターとパムの、静かで、尊重しあって、大人な愛しあい方をラストに持って来るあたり、やっぱりこの映画はヒューマンドラマ(or ラブストーリー)でしょ、って思ってしまいます。
最近『Lの世界』にも出演中のパムグリアーの、とにかく格好よく、強い女性像が魅力的なこの映画。タランティーノが『Coffy』での彼女のファンでなのは納得。でもこれが主演にしては復帰作?90年代は特に脇役でしか姿を見かけなかった様な…(マーズアタックのお母さん役とかね。)
他のレビュアーさんも書いてらっしゃいましたが、タランティーノらしくないこんな女性像を描けるなんて、主演が彼女でなければ無かったかも知れない。
この映画こそがタランティーノの、パムに宛てたラブレターだよね。
脇役も豪華な顔ぶれながら、自然で、本当に皆フツーのLAの住人の顔で、本当にパムが生きてくる。
その中でデニーロが、『でてたっけ?』ってくらい地味でダメなのがいい。