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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
日本のジャズ喫茶の興亡を丹念に拾い集めて書かれた文化論,
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レビュー対象商品: ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く (単行本)
ジャズ喫茶に通い詰めたファンに読んで欲しいと書かれています。当方も昔も今も「ジャズ喫茶」には通っていますので、本書の面白さや書かれている内容の幅広さは理解できます。歴史的な経緯やほとんど知らない東京や他の街の喫茶店事情はとても参考になりました。マイク モラスキー氏のエッセイ的な軽さと分類的にジャズ喫茶を捉えようという方法論が同居している感じですが、達者な日本語の文章に驚かされました。あとがきには、筑摩書房の編集者に詳細に修正してもらったと書かれていますが、もともと流暢な日本語を駆使できる人なのは分かりますし、なにより日本中のジャズ喫茶を探訪して、そこのマスターから喫茶店の興亡について丁寧にヒアリングした集大成が本書に表れていました。筆者は執筆時はミネソタ大学教授でしたが、2010年4月より一橋大学社会学研究科教授(地球社会研究専攻)に就任しました。 日本のジャズ喫茶の出現および盛衰の歴史全体は、「欠如・距離感・希少性」の「新たなる3K」によって説明できるとしています。 「欠如(「一流」のライブ演奏、ジャズ専門のラジオ局)」、「距離感(ジャズの「本場」アメリカからかけ離れているという認識 地理的・文化的・精神的)」、「希少性(輸入盤のジャズ・レコード、高音質のオーディオ・システム)」の3つで、確かにそうかもしれません。 今も訪れることがある「YAMATOYA」のオーナーの話や「しあんくれーる」のエピソード、「ブルーノート」のマッチのデザインの出自など興味をもって読み進めました。 本書の章立てです。あるジャズ喫茶初体験記、ジャズ喫茶とは何か、ジャズ喫茶人、基地の町から響くジャズ、目で捉える音、白黒からの脱却―前衛映画とフリージャズ、今治に行け!―複製音源考、新たなジャズ喫茶史へ
14 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
多面的なジャズ喫茶論,
By yaitoya (栃木県 日光市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く (単行本)
喫茶論といっても堅苦しくなく、楽しく、最後まで読めました。ジャズ喫茶という日本独特の空間をよく理解している著者だと思いました。続編が見てみたいです。
11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
同時代の日本のジャズ史,
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レビュー対象商品: ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く (単行本)
ここによく名前のでてくるジャズ喫茶、よくいったとはいえないけど、行きました。もちろん、ちぐさやダウンビートもいいけど、ここには松山や今治の店がでてくる。こっちのほうがよくいったし世話にもなった。僕は、1970年から80年代だけど、ここでの話は、もうすこしあと。でも、同時代史だ。うれしくて、涙が出てきた。
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