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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
メリー・ルー!,
By ビックス (東京都調布市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ジャズに生きた女たち (平凡社新書) (新書)
戦前のジャズなど、今の日本ではおよそ陽が当たらないのだが、その中でも「女性」となると、更に壊滅的である。そこを掘り起こした著者の着眼に、先ずは敬服したい。ジャズの「創造者」ルイの妻からベッシー・スミスあたりまではおおかたの想像がつく登場人物だが、二人に続くメリー・ルー・ウィルアムスにはがっくり参った。スイング期からモダン期にいたるまで、作編曲家・ピアニストとして活躍した彼女だが、このような形で取り上げた人がいったいどれだけいただろうか。本書を機会に再評価されればこれ以上のことはない。 圧巻は2章に渡るビリーだろうが、女性ジャズ音楽家の中でもその一生がかなり知られている部類のビリーの生涯を、これだけ生き生きと書き表した書物も数少ないと思う。 残念なのは「ソングブック・シリーズ」の元祖をエラだと誤認している点だ。エラより先立つこと十数年、白人歌手のリー・ワイリーがすでにガーシュインやコール・ポーター等のソングブック録音をしていることを忘れてはならない。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
是非読んで下さい。,
By 3B - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ジャズに生きた女たち (平凡社新書) (新書)
本書はジャズに関わって来た女性達を書いた本である。表舞台裏舞台に関わらず、事細かにその人物を紹介し、まるで現代に蘇らせたような作品である。各章毎に一人の人物を取り上げ、章末には関連するアルバムも紹介しているので、ジャズを聴き始めた方から往年のジャズファンまですべての人に読んで頂きたい。私もこの本を機に、ジャズという音楽の世界をもう一度考え直してみようという機会を与えられた様に思う。こういった本を書き上げられるのは、女性として多くの音楽評論をされて来た中川ヨウ氏にしか出来ない事であろう。さらに、「ジャズに生きた女達」のCDもお薦めしたい、本書の内容がよりリアルに伝わって来るからである。多くのジャズに関心を持つ方々に一度手に取ってほしい本である。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ぜひ読んで欲しい,
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レビュー対象商品: ジャズに生きた女たち (平凡社新書) (新書)
ジャズ評論家の中川ヨウさんの新著であるが、全編に流れているのはジャズとジャズに関わった女性への限りない愛情である。ジャズ評論家の著書では「マイルスは全て最高」「コルトレーンへの批判は許さない」「ブルーノートのみが唯一のジャズ・レーベル」であると言ったジャズに対する「偏愛」にへきへきする本も多いが、この本の基調は「ジャズへの純愛」である。そこがいい。特にビリー・ホリデイに成り切ったような文章には、著者の深い思い入れと愛情を感じる。ジャズに関わった女性たちの悲しくもあり、切なくもあり、喜びの物語でもある(松本敏之)
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