世間では「いい人」あるいは「神様のような人」というように褒め称えられていた馬場であるが、この本では、落ちてた財布を靴紐を結ぶふりをしてネコババしてしまうというような馬場の人間らしいエピソードも垣間見ることができる。また、ファンクスやハーリー・レイスなどという全日常連外人の名前も出てくるので、昔を懐かしみたい人にもお勧めできる。天龍離脱前の本「王道十六文(上下巻)」の再録であるため、最後に馬場が「全日本の未来は鶴田、天龍、谷津、タイガーマスクにかかっている」と天龍、谷津の名前が書いてある点は個人的にはニヤリとしたポイントだ。