キャラクターに行動ルールはあるのだけれども、動機が誰にもない。
のでほとんどの人が単に職業的規範(軍人・ジャーナリスト等)のステロタイプな行動に従って行動するだけ、その範囲で驚いたり悲しんだりするのだけれどもどうにも「ふーん」という印象が拭えない。
主人公も配置的にはボーイ・ミーツ・ガールの位置にいるのだろうけれども、自分がテンパって大事な人が死んでも責任の欠片も感じてなかったり、意外な出来事が起きてもただいるだけ。主役の行動で一度も事態が打開しないのに、最終回で突然悟り出したりするあたりが電波過ぎてとにかく感情移入がしづらい。
よくある『ト書きドラマ』というやつで、まるで人形劇のような作り手の操り糸が丸見えのまま、ご都合主義だけで事態が展開していく。群像劇的なのだが洋ドラ的な人間関係の深さは全くない。中途半端に上手い役者陣の芝居がもったいなくて泣ける。
いい加減年を食っていて、夕飯のついでにTVで筋を追っているような見方ならこんなもんでいいが、とても金を払ってどうこうするものではない。
作画に見所はないが破綻もないので、メカ戦が好きな人には意味があるかもしれない。あるいは設定などを目当てに豪華版を買ったりするのは有りなのかもしれない。