宮崎氏
世の中には2種類の人間しかいない。○○の人と▲×の人だ。
○○の人は、アニメーションなんかやらなきゃいいんだ!
ざっくりと構成をお伝えすると、第1章ではジブリ草創期から千と千尋の神隠し頃までの
ジブリの考え方。2章では今までのジブリ作品と制作者達の紹介、エピソード。3章では
ジブリに関わり、影響を与えてきた人達の紹介、4章では鈴木氏の遍歴。
といったところでしょうか。
なんだかこういう風に目次にしてしまうと、つまらなそうに見えますが、それは間違い。
すごく面白いです。いままでに雑誌や何かで発表した文章も集められていますが
エッセイのような感覚で読み進められます。何しろ出てくる人たちがみんな魅力的!
私は、普通の映画ファンで、ジブリが特別好き、というわけではありませんでした。
どちらかというと、鈴木氏のマーケティングの手法に興味を持ち、読んだのですが・・
どうやら、この本のおかげで、「スタジオジブリ」の魅力にとらわれてしまったようです。
こんなにも真剣に、純朴に、良心的な作品作りをしているジブリは、この国の宝と言っても
過言ではないでしょう。結果としてついてくる経済効果も大変なものです。
ジブリファンなら、各作品の話題、製作にまつわるエピソードなどが満載ですので、
たまらないでしょうし、そうでない方は、私のようにファンになるでしょう。
宮崎監督の人柄もよくわかり、とても楽しめましたし(スタジオジブリにパソコンを導入する際の
エピソードとか・・)文章から鈴木さんの人柄も伝わってくるような気がしました。
本当に面白い本で、内容も満載なので、色々と書きたいことはあるんですが
こんなレヴューを読むくらいなら、実際の本を読まれることをお勧めいたします!