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違う点は、やはり作者があの沈黙の艦隊の「かわぐちかいじ」
さんという物語る人であるという点でしょう。『イーグル』で
アメリカの権力がどう形成されるかを描き、『沈黙の艦隊』で
世界の軍事をどうひっくり返すかをマジで考えた人からみた
あの第二次世界大戦が、どうだったのか?をうまく描いてくれ
ると思います。
見るべき点は、
こういう戦争の現場を描いた作品を読むと、「専守防衛」という
言葉の空疎さ、過酷さが、ものすごく響きますね。目の前で機関銃
を構えられても、相手が撃ってくるまで撃てないのですから。
はっきいうと、『死ね』という意味ですもんね。
それに、歴史にifはないのですが、少なくとも「みらい」という
歴史改変の駒が与えられたとき、『その同時代にいたリーダー達』が
どういった思考をしていたのか、というのは、すごく面白いです。
個人的には、『日本人は植民地を経営するには幼すぎる。300万人
が死んでもアメリカに負けるほうが正しいんだ!。これが国家百年の
未来の日本のための戦略だ」と言い切ったセリフですね。これは
すげーリーダーのセリフだなぁってしびれました。
僕は、草加少佐のワクワクした笑みが、わすれられないですね。
なんかデモーニッシュな魅力に満ちていて。。。
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