Amazon.co.jp
サッカーのワールドカップ98で、フランスに開催国優勝をもたらした英雄ジネディーヌ・ジダンの自伝。薄毛の頭から放たれた2本のヘディングシュートがブラジルのゴールへ吸い込まれていくシーンは、今でも鮮明に残っている。本書は、ジダンの少年時代のエピソードを交えながら、彼のリーダーシップ像に迫る。「魔法使い」とも評されるジダンの変幻自在のボールコントロールは、移民街のストリートサッカーで磨かれた。ストリート出身の選手の多くは、チームワークを理解できず、選手として大成しないといわれている。運良くプロになれたとしても、今度は監督やほかの選手と衝突し、けっきょくは自分の力を発揮できない(フィラデルフィア・76ersのアイバーソンなどはその典型)。だが、ジダンは違った。「父さんは真実を手にしている」「僕が彼から学んだのは、神の道」と尊敬する父の存在が、ジダンのリーダーとしての資質をはぐくんでいった。彼は天性ファンタジスタ(独創性に富んだプレーで観客を魅了する選手)でありながらも、現代のサッカーが規則を重視していることを重んじて、自分のプレースタイルを変えていった。また、スター選手として常にマスコミからの厳しい批判にさらされながらも、言葉ではなく己のプレーによって反論する姿勢を貫いた。本書を読むと、世界を制するチームの司令塔たる選手は、心・技共にここまで高いレベルを要求されるのかと愕然とする。(磐田鉄五郎)
内容(「BOOK」データベースより)
ベールに包まれた英雄ジダンが赤裸々な心情を初めて告白!フランスを世界一に導いた「寡黙なジズー」が共同作業で創り上げた待望の自伝!フランス中を泣かせたジダンの素顔とは…。
内容(「MARC」データベースより)
ベールに包まれた英雄ジダンが赤裸々な心情を初めて告白。フランスを世界一に導いた「寡黙なジズー」が、共同作業で創り上げた自伝書。フランス中を泣かせたジダンの素顔とは…。