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ジェンダー秩序
 
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ジェンダー秩序 [単行本]

江原 由美子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「ジェンダー秩序」とは、本書においては、「男らしさ」「女らしさ」という意味でのジェンダーと、男女間の権力関係である「性支配」を、同時に産出していく社会的実践のパターンを意味する。本書において呈示したいことは、まさにこの、ジェンダーと「性支配」が、ジェンダー秩序に沿った社会的実践の持続によって、同時的に、社会的に構築されるということにある。

内容(「MARC」データベースより)

「性支配」は、ジェンダーそのものの中に組み込まれている。だからこそ変革が必要なのであり、フェミニズムはそのために闘ってきたのである。ジェンダーと性支配を同時に生み出す社会的実践に沿った新しいモデルの構築。

登録情報

  • 単行本: 451ページ
  • 出版社: 勁草書房 (2001/04)
  • ISBN-10: 4326652519
  • ISBN-13: 978-4326652518
  • 発売日: 2001/04
  • 商品の寸法: 19.5 x 14 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 370,369位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
難しい本ではない。
ジュディス・バトラーが既存の諸学問におけるジェンダー展開を批判し、徹底なる脱構築を行ったのに対し、この本ではブルデューやギデンズなどの社会学者の論を応用し、男女を関係性の問題と捉え、それが実践され反復され温存される様子を描く。

その関係性の文脈に「男=強者、女=弱者」があらかじめ書き込まれているという。それならば一体どのようにして、この「関係性」を攪乱するかが問題になる。
そして、ジェンダーの関係性は学校であれ、病院であれ、あらゆる場所で「相似形」をなしていると説く。ここに筆者はかなり力点が置いてあって、読んでる側にも納得させられるものがある。

しかし残念ながら、セクシュアリティに関しては何も述べられていない。当然、ゲイ/レズビアンに関しては何もかかれていなく、とても残念である。
しかし、ジェンダーを「社会学的に」捉えなおしたこの本はそれだけの評価を受けるに値するはずである。

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11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
著名な人が書き下ろしで書いたので期待して読んだが、正直期待はずれだった。ジェンダーや現象学的社会学に関わる人たちの議論から枠組みを構築していく最初の部分など、あまりにレビューが足りずに細い糸で接ぎ木をしているような危うさを感じる。また、それを実証に即して議論するはずの後半は、まったく常識の範囲内でしかない二次資料と、解釈しか提示していない。買って損したという印象が強い。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
従来のジェンダー論ではジェンダー、即ち文化的、社会的な性差と、それに伴う男女間に於ける権力構造、支配関係が別個に語られてきた。両者は互いに密接に関係しながら、その関係性はいかにして築かれるのかという問いに対し、著者はもう一つ上のスタンスからのジェンダー論を展開する。即ち、ジェンダーとはジェンダー化されることそれ自体が既に権力を内包し、ジェンダーと支配関係は我々の社会的な実践を通じて同時に産出されるということである。この主張により、従来のジェンダー研究は大きく前進することだろう。我々の日常的、且つ社会的実践によりジェンダーが既に権力構造を再生産しているのだとするならば、我々はどのようなジェンダー理論を展開していけばよいのだろうか。その意味で、本書は現在のジェンダー理論を新たなステージへと誘ってくれるだろう。
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