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ジェミーと走る夏 (ポプラ・ウイング・ブックス)
 
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ジェミーと走る夏 (ポプラ・ウイング・ブックス) [単行本]

エイドリアン フォゲリン , Adrian Fogelin , 千葉 茂樹
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,470 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

12歳の少女キャスは、父さんが建てた高いフェンスのすきまで、同い年のジェミーと出会った。となりにひっこしてきた黒人の少女ジェミーは、キャスといっしょで走るのが大好き。黒人ぎらいの父さんにはないしょで、ジェミーとの秘密の交流をつづけるキャス。でも、ある日、おたがいの家族に見つかってしまい…。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

フォゲリン,エイドリアン
フロリダ州タラハシー在住。『ジェミーと走る夏』で作家デビュー。米国ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)の最優秀図書に選ばれるなど、高い評価を受ける

千葉 茂樹
北海道在住。国際基督教大学卒業後、児童書編集者を経て、翻訳家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 295ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2009/07)
  • ISBN-10: 4591109852
  • ISBN-13: 978-4591109854
  • 発売日: 2009/07
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 640,827位 (本のベストセラーを見る)
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By 東の閑人 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
やたらと元気な表紙ですが、ちょっと気が重くなるテーマの本です。米国という国は歴史的にアフリカ黒人の犠牲の上に成り立ったと言っても過言じゃないのでは?と思いますが、過去の事実はその末裔の中に深く傷を残し、いまだ疼くことが止まない・・・。頑ななキャスの父、毅然としたジェミーの母、単なる「偏見」と言って済ませるには二人の過去の体験は余りに重く、それぞれの家族の中にも軋轢が生じる・・・。

未来ある子供達は、その「疼き」を目撃して途方に暮れるが、様々なエピソードを通して二つの家族は次第に近づいていく・・・というお話。

共に走り、共に「ジェーン・エア」を読み、共に語ることで友情を深めていくキャスとジェミーの様子は、典型的な米国のティーンエイジャーの姿でしょうが、その親世代の中にはいまだにこのような人々もいるのだろうな、と思うとちょっと残念にも感じますし、一面の真実なのだろうと納得もしてしまいますが、それを本という形で21世紀の今も提示しなければならないというのは・・もはや病理か?とも思えますね。

結末は・・・表紙のように爽やかに!。(笑)

ちょっとほろ苦く、複雑な味わいですが、子供の病気という非常事態や、スポーツ大会の興奮を通して次第に歩み寄っていく二つの家族の姿は、理性だけでは解決できないこの問題の根の深さをも実感させてくれます。

そうか・・・あの国の活動的な雰囲気の中には、こんな面もあるのか?と妙に納得しました。
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