派手さはないが、とてもしまった内容の名盤です。コージー・パウエル(ドラム)、マックス・ミドルトン(ピアノ)参加で有名ですが、かなりストイックに抑制された感じがします。
ジャズ、ソウル・フィーリングあふれる内容で、真にプログレッシブなポップ・アーチスト、ジェフ・ベックの面目躍如たる傑作です。
個人的にはやはり、このアルバムは、最後の「デフィニトリー・メイビー」に尽きます。ビデオクリップにもなっていましたが、この枯れたような、けだるい、もの悲しい味わいは、筆舌に尽くしがたい渋いものがあります。この曲だけいったい何回聴いたかわかりませんが、聴き手にとっては、「聴き尽せないような名曲」ってあるものだと痛感してます。
このアルバムを初めて聴いた高校生時分は、この作品の良さなんてちっとも、実際分かってなかったような気がします。今おやじになって聴くとしみじみとしたイイ作品だと実感してます。素晴らしい作品ですので、未聴の方は是非どうぞ。