普段小説をあまり読まない私は
なんとかミステリー一位とかの肩書きに弱い。
というかそういう触れ込みがないとまず読まないです。
でそういう触れ込みがあったこの作品。
作品の内容自体は素直に感嘆とさせられました。
よくもまぁこれだけ濃密な物語を作れるもんだと素直に尊敬しました。
丸一日かけてたった今読み終わりました。
物語設定もリアルと微妙なSFが混じっており非常に読みやすかったです。
ただ理系の難解な単語は多々出てきましたが、そういう単語を
ネットで調べながら読むと、より作品に没頭でき、また勉強にもなりました。
ただどうしても気になる部分が、、、
ほかの方も言っておられるように
作者の日本そのもへの劣等意識が非常に目立ちます。
1、なぜか行動的で頭脳明晰で主人公をグイグイ引っ張るのは初対面の韓国人留学生
2、作者曰く日本人よりも韓国人の方が人と人との距離が近いそうです。
3、主人公の親戚は韓国を意味も無く嫌っていた哀れな人達という
本編と全く関係の無い、必要のない設定が存在している。
4、南京大虐殺など日本が行なった不透明な部分の多いジェノサイド(大虐殺)ばかりを例に出す。
日本のジェノサイドを出すのであれば日本人が被害にあったジェノサイド(通州事件など)も例に
出して初めて対等ではないか?
特に南京の下りでは「性的虐待をした後、性器に銃剣を日本人は突き刺した」と断言しています。
この描写は物語上の人物の一セリフに過ぎないと言われればそれまでですが、
南京を知らない人たちがこれが事実だと信じ込む恐れがある。
5、傭兵に日本人が1人出てきます。結構な主要キャラですが、このキャラ設定が酷い。
笑いながらサルや人間の子供を殺す極悪非道なキャラとして描かれています。
そしてこのキャラの結末がまた酷すぎる。まったく救いようのない最低の
人間として描かれてます。そして悲しいかなこのキャラが日本人である
必要性も物語上あまりないのです。
別に私は右でも左でもないです。韓国が嫌いなわけでもなければ別に好きでもないです。
ただここまで自分の国を卑下した内容はこの物語に必要だったのかな?と酷く疑問に思いました。
日本が起こした(とされている)ジェノサイドを挙げるなら
日本人が受けたジェノサイドも書けよと、作者日本人だろ?と思いました。
というかわざとこういう論争を引き起こすためにこういう設定にしたのでしょうか?
作者はアジテーターにでもなったつもりか?
作中の登場人物も言っていますが歴史学だけは学ばないでおこうと思いました。
マイナス面ばかり書き連ねる事になってしまいましたが、
そんな自分でも一気に読めるくらい魅力的な内容なのはまちがいないので、
上記の部分が別に気にならないという人は是非読んで欲しいと思います。
逆に今の韓流ブームに辟易してるひとは止めといたほうが良いかも(笑)