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16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
オレンジ・クロニクルを見届ける,
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レビュー対象商品: ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9) (文庫)
「伝説」には、ジェネラルとナイチンゲールの二つの物語の過去が同時に語られており、にんまりした。
「伝説」は物語中の1991年。『ジェネラル・ルージュの凱旋』は2006年で、別視点から描かれた「疾風」も納められている。そして、2007年が舞台の「残照」。 私がこの本を手に取り、読んでいるのは2010年であるから、それからどーなった?ともう一つ先を読みたいと思ってしまった。 現実世界と混同しているわけではないけれども、速水という魅力的な才能が、物語世界でも過去の伝説になってしまうのが悲しい。 潜水艦のコックピットが、再び蘇る日はあるのか。 エッセイなどは2010年春まで書かれており、文庫化にあたって加筆されていることがうかがえる。 「海堂尊物語」と「自作解説」で二重に、作者自身によるこれまでの作品の紹介を見ると、未読作品に興味が湧くだろう。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
堪らない「海堂尊ワールド」,
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レビュー対象商品: ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9) (文庫)
「ジェネラル・ルージュの凱旋」の外伝的な短編が3編収められています。
「伝説−1991」は、城東デパート火災で大惨事が発生し、東城大学医学部付属病院に大勢の怪我人がおしかけパニック状態になるところを、一年生医師の速水が留守の上司たちに変わって大活躍をする「伝説」を扱っています。 「疾風−2006」は、事務長三船の視点から、このカタストロフを描いています。 「残照−2007」は、速水が去ったオレンジ病棟のその後を扱っています。 いずれも「ジェネラル・ルージュの凱旋」により深みを与える作品になっていて、楽しい読み物になっています。 更に、「海堂尊物語」「自作解説」によって、作者の個々の作品が書かれた背景が語られています。 そして何よりも、海堂尊ワールドに魅了された人には、「海堂尊ワールド」と題された「桜宮市年表」「登場人物リスト」「用語辞典」「医療用語辞典」が付されているのが、堪らなく嬉しい本になっています。
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ハードカバー版既読者にもオススメ♪,
By みぃ姉 (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9) (文庫)
ハードカバー版から大幅に加筆・修正されているため、ハードカバー版をすでに読まれた方にも楽しめると思います。
短編2作が追加されたのみならず、海堂氏のヒストリー部分も、ハードカバー版執筆時点以降の部分が追加されたのみならず、裁判騒動部分など、過去のことであっても海堂氏の感想が変わった部分については文庫版執筆時点の感想に書き換えられているなど、細かい点もかなり修正されているため、ハードカバー版と読み比べてみるのという楽しみ方もできると思います。 ただ、ハードカバー版にはあった、用語解説部分の写真がなくなっていたり、カルトクイズがなくなっていたり…と、文庫化にあたり削除されてしまった部分があるのが残念なので、☆ひとつマイナスします。
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