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本当はもっと過激なコースターのある場所にいけばいいのですが、やっぱり3年のブランクは人を臆病にします、でもそんな臆病風に吹かれた人間もついコースターに乗りたいと思わせるこの本はすごい!
大型連休の前に必読です!
いまや箱無し足ブラリ、仰向けうつ伏せ、周回型垂直上昇垂直下、混声合唱団で顔面垂直落下、ツイストしながら空へうりゃうりゃ、レールをはみ出して前転後転、等々、もはや訳がわからんのである。
著者は、恐怖症の後輩(鈴木君)をだましてジェットコースターに乗せ、その行動を観察するという、画期的というか何するんだあんたは的な実験も行っている。
「ふたり並んで乗って、逆さになった瞬間に鈴木をくすぐってみたことがある。すると『ぐおおおおっ』とケダモノのように叫んで、先輩である私を殴ろうとした。」
私でも殴ろうとすると思う。
人がジェットコースターに乗りたがる理由について、著者は次のように考察している。
1下心2うりゃうりゃ3個性を味わう
1と3はなんとなくわかるとしても、「2うりゃうりゃ」とは何か。
「子供の頃、父親に大空に向かって高く抱え上げられたり、腕を持ってぐるんぐるん振り回されたときなどに、体の内側から込みあげて来た笑いに近い。」
そして、
「ジェットコースターは、大人が労せずしてこのうりゃうりゃを味わうことができる重要な乗り物」
だと著者は言う。
そこまで言われたらしょうがない。乗ってみたくなるではないか。
ただし、「ひとり遊園地は悲しいものがあるのだ」。
そりゃあ確かに悲しそうなので、その辺は気をつけて。
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