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シービスケット―あるアメリカ競走馬の伝説 (ヴィレッジブックス)
 
 

シービスケット―あるアメリカ競走馬の伝説 (ヴィレッジブックス) [文庫]

ローラ ヒレンブランド , Laura Hillenbrand , 奥田 祐士
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (39件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

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   その馬はまったく馬らしくなかった。体高はやや低く、骨張った膝と曲がった前脚を持つその馬は、サラブレッドというより牧牛を追うポニーといった印象であった。ところが、見かけほど当てにならないものはない。この馬の才能は「その大部分が精神力にある」とファンの一人が書き記している。作者のローラ・ヒレンブランドは、『Seabiscuit: An American Legend』で文化的偶像となった馬の物語を描いた。
   シービスケットは、それぞれがまったく無縁と思える3人の男たちに出会うまで、無名の三流馬に過ぎなかった。その男たちとは、かつて「馬の時代は終わった」と宣言した自動車王で馬主のチャールズ・ハワード、「馬と神秘的な交信を行う」調教師のトム・スミス、そして穏やかな態度と角砂糖を使って駄馬だったこの馬を手なずけた落ち目の騎手、レッド・ポラードである。ヒレンブランドは、初期の調教時代から記録破りの勝利を収め、深刻な怪我から「ホース・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるまでの「チーム・シービスケット」の浮き沈みや、ウォーアドミラルとの名高いライバル対決を詳細に描いている。また、1930年代の競馬の世界で見られた、西部の馬について報じる紳士気取りの東部のジャーナリストや、優れたサラブレッドの大衆的な魅力から、ゴムスーツを着てサウナに入ったり、強力な下剤やサナダムシまで用いる旗手たちの過酷な減量法についても述べている。
   本書の中で、ヒレンブランドは素晴らしいシーンを描きだしている。トム・スミスにとってヒーローであり、伝説的な調教師であるジェームス・フィッツシモンズが馬勒を押さえるように指示し、馬に鞍を着けるときにスミスの目に浮かんだ涙。数週間前のレース中の事故で胸を押し潰され、重傷を負ったレッド・ポラードが、病院のベッドでサン・アントニオ・ハンディキャップ戦の模様をラジオで聴きながら「行け、ビスケット! 負けるな!」と盛んに声援を送る姿。試合後、優勝したシービスケットがカメラマンにむかって幸せそうにポーズを取る場面。シービスケットが猛烈なスピードで自分たちを脅かして嘲るため、シービスケットと同じレースに出場するのを嫌がるほかの馬たち。
   時に彼女の散文的な文章は批判の対象になるが(「彼の歴史は吹雪の中に現れた天空の蹄の跡だ」、「カリフォルニアの日差しには、衰え行く季節の白目製の円柱が含まれている」など)、ヒレンブランドは本書を愉快な物語に仕上げている。最初から最後まで、この『Seabiscuit』はおすすめの1冊である。(Sunny Delaney, Amazon.com) --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。

出版社/著者からの内容紹介

ニューヨーク・タイムズベストセラー6週連続第1位となった感動のノンフィクション

世界恐慌に苦しむ1938年、マスコミをもっともにぎわせたのはルーズベルト大統領でも、ヒトラーでも、ムッソリーニでもなかった。ルー・ゲーリックでもクラーク・ゲイブルでもない。その年、新聞がもっとも大きく紙面を割いたのは、脚の曲がった小さな競走馬だった。馬主は自動車修理工から身を起こした西部の自動車王、チャールズ・ハワード。謎めいた野生馬馴らしの過去を持つ、寡黙な調教師のトム・スミス。片目が不自由な赤毛の騎手、レッド・ポラード。馬の名は、シービスケット。これは、悲劇の名馬と男たちの奇跡の物語である。
--このレビューは、同タイトルの単行本のレビューから転載されています。 --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。


登録情報

  • 文庫: 566ページ
  • 出版社: ソニーマガジンズ (2005/01)
  • ISBN-10: 4789724565
  • ISBN-13: 978-4789724562
  • 発売日: 2005/01
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (39件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 422,079位 (本のベストセラーを見る)
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Charles Howard had the feel of a gigantic onrushing machine: You had to either climb on or leap out of the way. 最初のページを読む
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16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
文庫出版を待って購入しました。

この本を読んで、実話は映画を遥かに超えた素晴らしい物語だったんだと知りました。それだけでも、この本を読んだ甲斐があります。

とにかく、2人の騎手と1頭の馬の数多の困難を乗り越える不屈の闘志に、鳥肌がたつほど感動します。

1冊の本に何度も大きな山場が盛り込まれ、サンタアニタハンデ、有名馬とのマッチレースなど、この長さで飽きることはありません。

他のレビュアーが書かれている前半の冗長さですが、冗長とは感じませんでした。いかな不遇の時代がそれぞれにあったか、その部分があるからこそ、彼らのその後が光ります。

それぞれの人や馬に対して客観的な視点がしっかりしているので、写実的な描写がかえって当時の様子が生き生きと伝わってきます。
映画はアメリカで1度、日本3度見ました。

しかしこの本を読んで、本当のシービスケットがどうしても見たくて、当時のレースのフィルムを見ました。

この馬の速さ、強さは、映画でも本でも描ききれてはいないことを知って、さらに驚きました。
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22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:単行本
年明け公開予定の映画の予習として読みました。
気になる点として、訳があまり良くない様に思われました。訳者の競馬用語、
それ以外の用語でも訳が適当ではないのでは?という部分が多少あるように
感じられます。

また訳が原文と辞書に忠実すぎるような気もします。なんというか学生が

授業の予習で辞書片手に訳しているような・・・。1文1文が完全に型に
はまっている感じで、読むのに多少疲れを感じました。

登場する馬・人のほとんどが今の日本の競馬になじみがないため、
感情移入はしにくく、一気に読み進むのは難しいかもしれません。
映画の予習として、シービスケットの周囲の人間関係、戦績等を

知っておく程度の気持ちでまず読み、映画後再度読めば楽しめる
部分がでるかもしれません。それに期待します。

このレビューは参考になりましたか?
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By たこやき21 トップ1000レビュアー
形式:単行本
序盤は「直訳?」と思わされるような文体や、(必要なことはわかるのだが)直接、主な登場人物とは関係の無い説明文が長々と続いてやや疲れる。ただ、中盤、シービスケットの快進撃が始まった頃から段々面白くなり、一気に読んでしまいたくなる。特に、ウォーアドミラルとのマッチレースの迫力は満点。

翻訳にやや難があるようなところも見うけられるのだが、極めてオーソドックスな名馬物語で競馬にあまり詳しくない人であっても十分に楽しめると思う。

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後半盛り上がる!
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投稿日: 2005/7/12 投稿者: 咲椰
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