THE SEASON IN THE SUN TUBE (1986) Produced by 長戸大幸
1.Weekend-NATU-通信 4:18
2.夏の住所は On The Beach 3:51
3.シーズン・イン・ザ・サン 4:02
4.あの娘に急上昇 3:51
5.わたせなかった I need you 4:20
6.内海 Seaside 3:43
7.Right On ! 4:11
8.サザン・パシフィック 4:02
9.Have a nice trip 4:30
10.Tears 4:23
「ベストセラー・サマー」 で 成功へのチャンスを手に入れた TUBE の見事なまでに波を乗り切った栄光の1枚。 先行シングルの 【3】 を チャートに叩き込み その飾らない人柄とパフォーマンスで人気を得る。 その後 発売された今作も タイムリーに夏を飾る1枚となり大ヒットした。 内容も充実しており 名曲 【3】 を 筆頭に粒ぞろいの楽曲が揃う。 特に作家としての才能をメキメキ表してきた織田哲郎の提供曲は 群を抜いて素晴らしい。 当分の間 TUBE は この才能の力を借りる事となる。 解説無用の 【3】 を除けばこのアルバムのハイライトは 【5】 と 【10】 だろう。 両曲 織田作品だが それを自分のモノにしてしまってる前田さんのヴォーカルが凄い。 【5】 の カッコよさったらない。 スリリングなイントロから熱さを抑えたヴォーカルが サビに向かって炸裂してゆくサマは圧巻だ。 ここ 1番緊迫したヴォーカルを聴かせる。 【10】 は 泣きのバラードだが これも熱い。 そして名曲。 アルバムの最後 余韻を残してフェイド・アウトする。 織田さんは やはりメロディ・メーカーだ。 【1】 は 前田さんが すべてを手掛けた自信作。 海の中から響いてくるようなドラミングで TUBE とのクルージングが始まる。 良い曲です。 爽やかでクールな R&R ナンバー。 【2】 は 静かなオープニングをフェイクに ノリのいいロック・チューンで かっ飛ばすハジけた曲。 この頃の前田さんのヴォーカルは最高です。 余裕カマシだしてからのヴォーカル・スタイルは宜しくない。 このパワフルで前向きな感じが好きでしたね。 【4】 ライトなロック・ナンバー。 なんかタイトルも そうだけどチェッカーズが歌いそう。 【6】 は LP なら B面のトップ。 A面の怒涛のロック・サイドを通りぬけ 深呼吸させるかのように 語りかけるようなアコースティク・ナンバーを ここに配置。 しみじみと歌いかける憂いのバラード。 【7】 余韻も冷めぬうちに ダンサブルなリズム隊のビートに南国を見るアップ・テンポな曲。 サンバってます。 リズム・ギターのカッティングがカッコイイ。 【8】 ノスタルジックなミディアム・テンポのナンバー。 夕暮れの遠い地平線を眺めながら聴きたい。 【9】 1番ポップ寄りな曲かな。 間奏は AOR っぽいけど・・・ お洒落なサウンドの中にいて やはり前田さんは 前田さんなところがいいですねぇ (笑) この時期マジで尊敬するヴォーカリストだったのに・・・ 途中からのサザンぽい作詞に 歌謡もどきの曲 軽い歌い方がイヤで 私としてはドン引きでしたね。 けれど まァここに残された作品を聴いて尊敬をキープします。 余談ですが 当時の流行に乗って TUBE も 12インチ・シングルをリリースしたのですが アナログ盤は持ってるんですけど 【3】 の 12インチ・ヴァージョンが CD で欲しい! Beach Time の 12インチ・ヴァージョンは CD シングルで持っているんだけど。 CD 化されてないのかな〜 これがいいんですよ。 ・・・まァいいや 色褪せる事ないこの傑作を聴いて我慢するか・・・