1 結論
価格対効果的に買わないほうがいいかもしれません。
2 評価詳細
・悪い点
肝心のテッカマンが造型、強度、稼動部分に問題がある。
・造型
格好良くない。原作のほうがよい。
・強度
設計上強度が弱い。特に下腕部は接着剤のみの組み立てのため弱い。
・稼動部分
腰や足などのボールジョイントが接合不十分。腰のホルスターを装着
しようとしたら、腰がふにゃふにゃで今でも接続できていない。
明らかにテスト不足か、品質管理テストの水準が低い。
また武装を装備しても武器の差込接続が極めてゆるいため接着でもしない
とポージングに耐えられない。
・よい点
ペガスは造型、稼動部分はおおむね及第点である。強度はおそらく弱い。
3 要望
・よく懐かしい作品を商品化している他のメーカーにB社があるが、
強度や稼動部分はB社を見習ってほしい。ちゃんと強度試験されている。
実際に手にとってアクションをさせるなど購入者の立場に是非たってほしい。
4 原作
子供心に宇宙を舞台に暴れ回る異色のヒーロー、テッカマンを夢中に見ていた
ものである。何が異色というと中世の騎士を思わせる鎧をきたキャラクターが
主役なのだが、この姿になるために主人公はなぜかイバラのつるにぐるぐる巻き
にされ苦しみながら変身するというなかなか合理的説明がつかない破天荒な変身
シーンだったのである。
まぎれもない名作だったのだが、商業的に恵まれず敵を倒すことなく打ち切り
となった。同スタジオの闘士ゴーディアンが73話も続いたことを考えると、
人気作品になるかならないかは運も大きいのだと考えさせられたものである。
この作品を語るに置いて忘れてはならないキャラクターとしてアンドロー・
梅田なる人物がいる。かつて悪のエイリアン、ワルダスターに侵略された星を母星
にもつ彼はひょんなきっかけで主人公南城二を中心とした宇宙船クルーのチーム、
スペースナイツの一員となる。
直情型でワルダスターに父親を殺害されたことから宇宙人全般に憎悪を抱いてい
る南城二としばしば衝突する、というかよくチームが成立するなという感想を
もちながら見ていました。宇宙の騎士テッカマンはこのアンドロー・梅田が様々
な自然汚染で滅亡寸前(ワルダスターの侵略いかんにかかわらず=なんでワルダス
ターがこのような状況の地球を狙うのかは最後まで謎)の地球に降り立ち、「こん
なに汚染が進んでは地球ももう終わりだな。」(大体このような趣旨のせりふ)
から始まる。この作品にかかわらずタイムボカンで有名なタツノコプロが製作する
作品は割りと重厚なテーマを背景とすることが多いのです。タイムボカンシリーズ
も以外に重いテーマがある。私は闘士ゴーディアンより断然このテッカマンに思い
入れがあります。余談ですが、このアンドロー・梅田役の声優さんは初代ルパン3
世の山田康雄さんでこれもまた役にはまっていて入り込めました。主役の城二は南
斗白鷺拳仁星の宿命を持つ男シュウの森功至さんだったりします。