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シン・マシン (SFシリーズ・Jコレクション)
 
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シン・マシン (SFシリーズ・Jコレクション) [単行本]

坂本 康宏
5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

脳の一部が機械になってしまう奇病、機械化汚染症候群(MPS)は社会を一変させた。機械化した部分を使ったMPSランニングと呼ばれる機能が、意思の伝達や金銭の授受など、罹患者相互におけるあらゆる情報の制御を、器具を使用することなく実現し、究極の情報化社会が訪れたのだ。しかし罹患することのなかった一部の人々は、情報を共有することができないため、社会から隔絶されることになり、世界は奇妙な歪みを見せはじめる。そして一人の青年が不可解な事件の渦中に…。新鋭が描きだす異形の世界。

内容(「MARC」データベースより)

脳が機械化される奇病、MPSは世界を一変させた。器具を使用しない相互の情報伝達を可能にしたのだ。究極の情報化社会に、一人の青年が、怒りをたたきつけるノンストップ・サイバーアクション。

登録情報

  • 単行本: 382ページ
  • 出版社: 早川書房 (2004/6/24)
  • ISBN-10: 4152085762
  • ISBN-13: 978-4152085764
  • 発売日: 2004/6/24
  • 商品の寸法: 19 x 12.2 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 758,492位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 和製『マトリックス』?, 2004/8/14
レビュー対象商品: シン・マシン (SFシリーズ・Jコレクション) (単行本)
 脳内インターネットを享受する世界で、双子の弟を助けるため、体制から差別される青年の冒険ドラマの本書は、用語のルビに生理学を援用したり、特殊な能力を持った7人の刺客との戦闘シーンがアニメ風な感じもあって、特に後半から面白く読めました。

 昆虫を多用した描写は作品の雰囲気を支えテーマにも通じるのですが、虫嫌いの人には、「ちょっと……」というくらい凄まじいものがありました。
 キーワードは、「機械」、「生命」、「進化」、そして「家族愛」といったところでしょうか。
 

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5つ星のうち 2.0 悪い意味で類型的, 2009/5/6
レビュー対象商品: シン・マシン (SFシリーズ・Jコレクション) (単行本)
悪い意味で類型的な作品ですね。舞台(サイバーパンクっぽい未来都市)、主人公(未来都市のチンピラ)、ヒロイン(記憶喪失の美女)、プロット(人類の未来を左右する秘密を抱えた美女をなりゆきで助けたチンピラの主人公が、悪の組織と戦う内に超能力に目覚め、世界の真の姿に迫る)、ガジェット、…全てが手垢の付いた古臭いものであり、取り立てて魅力らしい魅力がありません。敢えて言えば終盤のタネ明かしにセンス・オヴ・ワンダーが無いわけでは無いですが、これは序・中盤のあまりの退屈との対比で引き立てられたものであって、本来は斬新とは言いがたい仕掛けです。

プロが、2000年代に、本気で書いたSFとは思えません。プロット・ガジェットの陳腐さ、人物造形の底の浅さ、全体的なやる気の無さには、80・90年代によく見かけた「サイバーバイオレンスSFアクション」(とか適当な謳い文句の付いた新書の乱作群)と同じ気配を感じます。率直に言いますが、これが現代日本SFの最高峰、ハヤカワSFシリーズJコレクションに入るべき作品でしょうか。せいぜいソノラマ文庫(嗚呼、これも今は亡い!)あたりがお似合いの凡作だと思います。

前作『歩兵型戦闘車両ダブルオー』は良い意味で類型的な秀作だった(合体ロボット、怪獣との戦い、熱血主人公、一癖ある仲間たち…という手垢どころか化石じみた素材を、熱意・才能・技術をもって調理したことが感じられ、素直に楽しめました)ので期待を持って読んだのですが、見事に裏切られました。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 言葉があって物語なし, 2004/12/13
レビュー対象商品: シン・マシン (SFシリーズ・Jコレクション) (単行本)
 人間を機械化するウイルスと共存せざるを得なくなった世界の話。
ウイルスのせいで、人間はネットワークで繋がり、機械汚染を免れた人間は、ネットから取り残され差別を受ける。
 これらの物語の背景や道具立てはクールな単語・タームの連続で描かれ、いかにも未来的。
 しかし、肝心の物語は骨太とは言えず、小林泰三著の「ΑΩ」をギブソンの「ニューロマンサー」の色で描いたような読み口で、僕が読んだ限りでは「ワクワク」できませんでした。
 ハヤカワから出版されたSFだから、それなりに期待度が高かったのだけれども・・・・
 まだ熟していない青いバナナを食べたような気分で読了。
 
 
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