最初、高田渡さんのトリビュートアルバムでこのバンド(デュオ?)のことを知りました。ラリーパパ目当てで買ったアルバムでしたが、とても良いアーティストが沢山参加していて、素晴らしい企画盤でした。中でも、「これは!」と思い、すぐにアルバムを買い漁ったのがハンバートハンバートです。フォーク、カントリー、トラッドなどの音楽に精通していながら、それらの音楽をそのまま演奏するのではなく、現代風の解釈を通して、オリジナリティを持たせている。巧いなぁと感心してしまいます。ディランや高田渡、象さん、ペケといった偉大なる先人の影響を隠さず、その素敵なカバーは愛に溢れていますね(以外なトコロではどんとの曲もやってます)。 その辺のフォークファンはもちろん、フェアポートなんかのトラッドロックが好きな人、ポコみたいなカントリーロックが好きな人など、色々な所に入り口があるし、色々な所に繋がっている音楽です。最近のアーティストがこんな素敵な音楽をやっているということが、嬉しくもあり、なんとなく嫉妬もしてしまいます。ちなみにこれはベスト盤ですが、ほとんどの曲がアルバム未収録やアレンジ違い、デモバージョンなので、これからハンバートハンバートを聴いてみようという人にも、全てのオリジナルアルバムを集めているというファンにもお勧めできます。