シンクロニシティ。
偶然に関連する出来事がほぼ同時に起こること。
この物語を通じて、私が思い出したことは、
2005年に来日された、米スタンフォード大学のジョン・クランボルツ教授の講演。
その講演では、
「予期せぬ出来事を積極的、肯定的にとらえる」という
ハプンスタンス・アプローチを、クランボルツ教授自らが今に至るまでの事例で語って頂いた。
ただ、本書のジャウォースキー氏の場合は、
自らの夢の実現を強く願っている、という点が大きく異なる。
一方で、共通なのは、心のあり方。
夢は一生懸命願えば、叶うもの。
そう幼い頃は、信じていたのに、
大人になるにつれて、自分自身や周りの声によって、
自らの限界をつくってしまう。
経験と常識、という既成概念に囚われている。
生きている限り、可能性は無限大なのに。
本書から得た一番大切なことは、
自らの心のあり方。
『あるのは、やり方ではなく、あり方だ』-老子
そして、一心に取り組む姿勢、
真のコミットメントにより、変化の流れを起すことができる、という可能性についてだ。
そのためには、
『感じ方や考え方を変えられることは、
知識を手に入れることより重要である』
-デヴィッド・ボーム氏
(理論物理学権威、ダイアログ概念の生みの親)
『つまずいたところにこそ、宝物がある』
-ジョーゼフ・キャンベル氏(神話学者)
この印象的な2つの言葉を反芻し、
社会からの雑音を取り除き、
自らの心のあり方を、今一度考えてみたいと思いました。