シンガポールはアジアの成長を取り込んで更に成長する都市国家である。日系企業もアジアの統括会社を置き、在留邦人も25,000人ほどになっており、日本からの観光・買い物でも人気がある国である。
本書は、そうしたシンガポールの歴史、政治、文化などを幅広く記述したものであり、仕事で住む人は言うに及ばず、観光で訪れる人にとっても、単なる観光ガイドにはない深みのあるシンガポール解説書である。
シンガポールは日本と同様に資源のない国であることから、弱者の戦略としてアジアの中でどのように生きて行くかを考えに考えた政策を企画・実践しており、今後もアジアの成長を取り込んでいくであろうと見られているが、そんなシンガポールの成長の秘訣が垣間見える一冊である。