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1968年4月、死刑囚ら31人の重犯罪者たちが無人島のシルミ島に送られた。そこで彼らは刑の帳消しと引き換えに、北朝鮮の最高指導者・金日成の暗殺を命じられ、極秘の暗殺部隊へと成長していく。だが政府の外交政策の転換で暗殺計画は中止。しかも政府はこの部隊の抹殺を軍に命じるのだった…。
実在した684部隊が起こした衝撃の事件をもとに作られたこの映画は、見ているだけで鼻息が荒くなるほどの怒りに突き動かされる。お国の方針変換で祖国統一のための英雄から、まるでゴミくずの扱いへと変わる兵士たち。その姿があまりにも痛々しい。いつの世も犠牲になるのは末端の人間なのだ。この映画は、上司の一言で簡単にリストラされ、政治家の判断ひとつで戦争に突入しかねない現代に、まさにピッタリの文字通りの問題作だといえる。(横森 文)
実在した684部隊が起こした衝撃の事件をもとに作られたこの映画は、見ているだけで鼻息が荒くなるほどの怒りに突き動かされる。お国の方針変換で祖国統一のための英雄から、まるでゴミくずの扱いへと変わる兵士たち。その姿があまりにも痛々しい。いつの世も犠牲になるのは末端の人間なのだ。この映画は、上司の一言で簡単にリストラされ、政治家の判断ひとつで戦争に突入しかねない現代に、まさにピッタリの文字通りの問題作だといえる。(横森 文)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
キム・イルソン暗殺計画とそれを巡る工作部隊の反乱事件を描いた実録サスペンスアクション。南北朝鮮の緊張が高まる1960年代末。“シルミド”と呼ばれる無人島に集められた31人の男たちに、キム・イルソン暗殺命令が下される。
内容(「Oricon」データベースより)
30年以上に渡り、隠蔽されてきたキム・イルスン暗殺計画である「実尾島事件」を映画化。国に見捨てられた男達の誇りをかけた戦いを描く。ソル・ギョングほか出演の、サスペンス・アクション巨編。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
"韓国の大統領府が襲撃されたことへの報復として、政府は密かに金日成暗殺を計画。31名の重犯罪者たちが、刑の取り消しを条件に暗殺部隊員になることに。彼らはシルミド島での過酷すぎる訓練を経て一流の兵士となるが、暗殺計画は中止となり、新政府は部隊を抹殺しようとする。30数年前に実際に起こったシルミド事件を映画化した衝撃作。深い絆で結ばれ、使命感に燃える男たちの選んだ最期に思わず涙してしまう。韓国映画史上初めて動員数1,000万人を突破、最終的には1,200万人を記録したのも納得。自分たちの国が残した恥部にスポットを当てた勇気に拍手だ。シルミド事件の背景や、映画が社会に与えた影響についてメイキングでたっぷり学んでほしい。" (米田由美) --- 2004年12月号