最も参考になったカスタマーレビュー
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5つ星のうち 5.0
軍隊時代の思いがよみがえります。, 2004/10/20
レビュー対象商品: シルミド / SILMIDO [DVD] (DVD)
私も韓国第3師団白骨部隊で2年勤務した在日韓国人です。さすがにシルミド部隊とは雲泥の差がありますが、訓練の水準はほぼ同じで、 当時(1993年)も錯乱状態になった兵士が他殺行為を行ったり、大変でした。ここの684部隊は北派部隊と言われ、一般の師団や軍団とは完全に独立した秘密の実在した恐怖の部隊です。当時から噂は聞いていました。北に送られる恐怖部隊があると、もともとリンチ式の精神教育は 韓国軍の風習で耐えられないと狂ってしまいます。焼印はさすがにされませんでしたが、あとの訓練はほぼ同じです。強度の差はありますが、.... この684部隊に私が連れて行かれたら、多分障害を起こしていたと思います。この映画は強烈で、少しの効果や演出を狙った世俗的なものがなく、見た後かなりショックを受けると思います。また証言を元に 作ったので日本人の皆さんなら そのショックの大きさや恐怖そのもののシ-ンにあっけにとられると思います。 (ただし、選出は一般で、映画のように死刑囚などではありません。 それ以外は本当の話と見て間違いないでしょう) しかしこの映画の訴える迫力は真実のものであるし、私も見ていてうんざりする気持ちに成る部分もある位ですから。この映画の価値は相当の物と思います。
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5つ星のうち 5.0
泣いてしまった, 2004/6/9
レビュー対象商品: シルミド / SILMIDO [DVD] (DVD)
映画館で見たせいかもしれないが、ラストのほうでは、不覚にも涙が出るのを抑えられなかった。 平日の昼間だったので観客はまばらだったが、廻りからもすすり泣きが聞こえてきた。 隠匿されてきた実話をベースにしたストーリーだが、テンポも良く、純粋にエンターテイメントとしても楽しめる。 やたらにお金をかけなくても、良い映画はできるのだ。近年の韓国映画の実力を、まざまざとみせつけられた。 それにしても、国家の身勝手さ、上層部の保身の様などを見るにつけて、いとも簡単にトカゲのシッポ切りにあう当世サラリーマンの姿に、思いが重なってしまった。 命までとられないからまだマシかもしれないが、実話のほうではかなり悲惨で、辛うじて生き残った4人の訓練兵も結局は死刑にされ、シルミド事件そのものが闇に葬られたようだ。 見ておいて損はない。
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5つ星のうち 5.0
俺たちは生きているんだ, 2004/10/24
レビュー対象商品: シルミド / SILMIDO [DVD] (DVD)
684部隊(68年4月創設)に真実の光を当て、韓国軍隊の暗部を暴く、事実に基づく31人の悲劇。死刑囚らが集められて金日成暗殺のための秘密訓練を受ける。シルミドに向かう船上ではいきなりケンカが始まり、最初は苛烈な訓練に弱音を吐く彼らだが、訓練が終了する頃には教官より優秀な兵士になり、使命を全うする信念や戦友に対する友情を持つに至る。彼らは今や死刑囚ではなく、生きる目的を持つ人間である。 しかし中央情報局(KCIA、当時)トップの交代という政治状況の変化により、作戦は延期され、訓練だけが続けられる。政治に翻弄された彼らは、結局国家の敵にされる。 死刑執行時に終わっていたはずの命、生まれ変わって、苦しい訓練に耐え、国家に命を捧げる決意で生きてきた。国や家族友人に対する愛情もある。なのに国軍からは敵として攻撃を受けている。韓国の歌が思い出せないと、訓練で教えられた北の軍歌を皆で歌うシーンは彼らの「第2の人生」が想起され、胸つまされる。バスの中で彼らが自分の名前を血で書く姿は、自分が生きた証を残したいという強烈な意志を訴える。 隣人として長い歴史を持つ韓国との関係を考えれば他人事ではない。今の平和な生活の下には、声にならない隠れた悲劇があまた横たわっている。彼らの悲劇をムダにしてはならない。真実を求め、過去の過ちを認める勇気をこの映画は教えてくれる。
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