アレクサンドリアのクラウディオス・プトレマイオスが西暦2世紀に作成した地図以来、カスピ海は東西に長い湖として描かれており、ロシア皇帝ピョートルの勅命による中央アジアの測量によって初めて南北に長い姿に表されるようになる。
など、あくまで大航海時代、植民地時代のヨーロッパから見たアジアの地理学上の認識の経過が詳細な解説付きの古地図により読者に伝えられる。
左のページの解説を右のページの地図で確認し、しばし、古の世界に想いをはせるのも一興ではないでしょうか。
シルクロードと、日本を含めた、その彼方に的を絞っているなど、興味の尽きない地域の地図だけに見ていて飽きない。倍の値段設定でも購入していたと思うくらい価値のある本である。