主人公二人組の人となりを知る所から始まります。
家電量販店に勤めるショーンは、彼女リズとのデートにも幼馴染みのエドを連れて行く程、
友達思いの…女心が全く分からず、挙げ句にフラれてしまう。
日がな一日ゲーム三味のエド。
共同生活?とは名ばかり、実際はピートと暮らすショーンの部屋に転がり込んでいる。
周りの空気が全く読めないタイプ。
泥酔して目が覚めると街の様子は一変…ところがなかなか気が付かない二人。
一体何が起こっているのか?
ここから実は熱いハートの持ち主ショーンの、大切な人達の救出が始まる。
別れても好きな人のリズとその親友と彼氏。
大切な母親と、長年反が合わない継父を連れての脱出劇はどこか珍道中。
以前私も『有事の時には』と考えた、ゾンビの振りをここでは本当にやってのけた…
決して不真面目ではないのにどこか噛み合わなかったり、的外れな感じが笑いを誘う。
そして今作品に不思議な雰囲気を醸し出しているのが、もう一方の主人公であるゾンビ。
何度も映画化され進化したもの?も現れたが、
今作品では、スタンダードと言うのか、オーソドックスと言うのか、
走り回ったりせずに、あのゾンビウォークで徐々に包囲網を縮めて来る。
そして生きている人間は彼らにとって、御馳走なのである。
そうゾンビ集団は淡々と、恐怖に満ちた地獄を作り上げ、
その中で生き残ろうとする人間が、ブラックなコメディーを繰り広げるのです。
ラストは沢山のものを失ったのか?何かを得たのか?うーん…ブラックだ。