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37 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
賛否両論かと,
By chad1005 "チャド" (北海道札幌市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ショートバス スペシャル・エディション [DVD] (DVD)
自分はUS版(つまり無修正)をみたので、とにかく最初はそのあまりにもリアルなセックス描写にぶったまげました。まぁメイキングを見たら実際にセックスしているわけでリアルなのは当たり前だったわけですが。。。ついついそのセックス描写や、性に関する話が中心なので、それほど露骨に性に関してオープンでない日本人視線でみると理解できない部分が多々あるかとは思いますが、人と人の間にあるドラマに関してはどんな人であれ共感できる部分だったり、あるいは逆かも知れませんが何らかの思う部分があり、そして考えさせてくれる映画だったと思います。『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』とはまったく違った世界観なので、その路線を期待すると肩透かしかも知れませんが、この作品にしか伝えられなかったメッセージを是非感じ取って欲しいです。 ちなみにゲイに理解のない人には一切お勧めはできません。『ブロークバック・マウンテン』とはわけが違うのでそこら辺は予め頭に入れてから観ることをお勧め(というより注意)いたします。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
理想社会の形,
By
レビュー対象商品: ショートバス [DVD] (DVD)
キャメロン監督の映画は、セクシャルマイノリティやセックスの視点ばかりが強調される。そして、ファンを自称する人たちに「変わり者な自分が好き」的な要素を見つけるのはさほど困難ではない。 たしかに、ニッチでキッチュな世界観には、たまらない魅力がある。 しかし、この映画は、もう少し深い。 前作からの流れの中で今作を位置づけてみたい。 考えてみると、前作ヘドウィグアンドアングリーインチでは、他者との合一化への衝動・他者への依存心を断ち切れないがために、 人を傷つけることでしか自分の存在意義を見出せなかった主人公が、最終的に孤独を受け入れ、自立した大人へと成長していく過程が描かれていた。 主人公にとって課題となっていたのは、日常生活における個人主義の精神であったといえる。独立自尊の精神と言っても良い。 このような自立した個人によって形成される社会においては、次なる課題は、他者といかに関わって行くべきか、である。 今作は、個人の極私的領域に属する性事情を素材として、その問いに対する答えを示そうとしている。 NYという街やとりわけBar「Shortbus」は、性的指向も年齢も人種も違う人々が、相互に他者を受け入れ、相互に適度な距離を保つことを為しえている。 Shortbusのように、社会の構成員みんなが、他者に対して寛容で入れたなら、極私的世界でさえ、解放し共有することに障害はないはずなのである。 映画を観終えた者が、過激な性描写を見せられたにもかかわらず、温かい気持ちになるのは、まさしくこうした寛容の精神が描かれているからであろう。 個人が個人として他者とつながり、そして同時に個人としての他者を受け入れること。 そこには、差別や偏見、常識や世間体といったボウリョクは存在しない。 極めてシンプルな理想社会の在り方が提示されている。 その他のこととして以下三点、付け加える。まず。Scott MatthewやAzure Rayをはじめとするサントラ陣・選曲は素晴らしい。それから、シーンとシーンをつなぐために挿入される哀しくもかわいらいしいマンハッタンの3D地図も見逃せない。そして、他のレビュアーが書いているとおり、性描写は過激。社会的圧力に屈する事無く演じ切った演者たちに拍手を送りたい。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
驚くほど感動的でとても誠実な作品,
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レビュー対象商品: ショートバス スペシャル・エディション [DVD] (DVD)
あのジョン・キャメロン・ミッチェルがセックスをテーマにして作った作品ときいて、どれほど過激なんだろうと思いましたが、実際は驚くほど感動的でとても誠実な作品でした。セックスがこれほどまでに美しいものだということを教えてもらった気がします。セックスは決してひとりではできないのです。露骨な描写のため、ひとによって評価はわかれるかもしれませんが、個人的には一生付き合っていきたい一本になりました。また音楽もとてもよかった。特に劇中で歌っていたScott Matthewの歌が素晴らしすぎます。楽曲のメッセージ性も含めて、本作への貢献度は高いと思います。
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