メジャー4枚目のシングルで、本作はDance Shot Ver.のDVDの付いた初回版A。前作から本作がリリースされるまでの間に単独ツアー、アルバム発売、そしてレコード大賞受賞と実に内容の濃い日々を過ごしたと思われるスマイレージ。しかしながら、これらの成果は何も無い所に突然訪れたわけでは無い。メジャー・デビューは昨年(2010年)5月ではあるが、メンバーはそれ以前よりハロプロ・エッグとして修業を重ね、数多くの場を踏んでキャリアを積んでいるメンバーの集まりなので、その下積み時代も含め「地道にやって来た」という事実と成果が、具体的な形として表れたのは間違いない。
シンセ・サウンドを背景に構築された「ショートカット」は、アップテンポで明るい曲調。1stアルバム「悪ガキッ!1」では、ティーン・ネイジェーであるスマイレージが、等身大で歌えるテーマの楽曲が揃えられていたが、この曲も正に今のスマイレージが歌ってこそリアリティを持って聴き手に響く内容となった。カップリング曲「パン屋さんのアルバイト」は、何本も重ねられたギターのオヴリガードが良いアクセントとなる曲で、「ショートカット」とタイプは違うものの、まだファンで無い方々にも充分アピール出来る程の正統派アイドル・ポップスとなっている。尚、今作は初回版A〜Cと通常版でカップリング曲が違っており、本曲は初回版のみの収録曲。
青春、10代の輝き、メンバーの個性と才能、それらの魅力を余す事無く最大限に取り入れた楽曲群。全ての要素が融合し、正しく機能した事により本作は誕生した。レコード大賞を機にスマイレージを知ったという方も含め、2011年もスマイレージ、そしてファンにとっても熱い1年になりそうだ。