ショパンの美しい音楽の秘密を知りたく手にしました。
ポーランドの田舎町が生んだピアノの詩人ショパンの、
多くの人と出会い才能を開花させ成長していく前半生と、
不安定な時代と病いに翻弄され、孤独と不安にさいなまれつつ逝く後半生が綴られています。
ショパンの優しい人柄と繊細すぎる感受性が故に苦しむ姿が迫ってきますが、
何時も陰に日向にたくさんの愛と友情に囲まれていたことも知って救われた気持ちになります。
彼の人生の結晶とも言うべき作品達をこれからもずっと味わっていきたいと思います。
巻末に作品の解説や年表があるのも参考になります。
また、本書の後「ショパン紀行 あの日ショパンが見た風景」を読むと良いかもしれません。