クラッシクというとつまらないとか堅苦しいとか
古いとか 眠たくなるとか 学校の音楽とか
とにかくとっつきにくかった。
教養として身に着ける音楽でいわゆる勉強というイメージが強く
名曲をきいてもさほど感動はなかった。
しかし このピアノアルバムは 退屈とは程遠く
くり返し聴いても飽きなく 音の響きが心地よい。
なんとも情熱を感じ是ざるを得ない。
そして哀愁や喜び色々な感情が音の一つ一つ
に込められているのが伝わってくる。
アリス紗良オットのエピソードに
3歳でみたコンサートを観て母親に
コンサートピアニストになると告げたそうだ。
しかし母はピアニストの辛さを心配して
ピアノの周りにサークル、柵をつけて遠ざけていたが
必ずその場所には紗良がいてピアノを弾いていたそうだ。
おそらく 紗良の人生で嫌々ピアノを弾いたという時間は
0秒ではないだろうか?
それと好対照なのがイングリット・フジコ・ヘミング
だではないだろうか?彼女のラ・カンパネラは有名だが
ご存知のとおり母親からのスパルタで育てられたピアニストだ
彼女が純粋にピアノが弾きたい又はピアノが好きと思える
時間というのはどれくらいあったであろうか?
紗良が一番落ち着くのがピアノの前だそうだ
テンションもあがるが緊張とはちがう悦びによるものの様だ。
唯一自分の気持ち・感情を伝えられる手段であるようだ。
ロック・ジャズ・HIP HOP・ジャンルを問わず
コミュニケーションの媒体としての音楽を通じて
自分を一番表現できる唯一の手段であると思えるのは
それだけで天才・才能だといえる。
ショパンに対する造詣をアリスは深くもっている
2国にまたがるアイデンティティを持っている事も
共通している点があり思い入れも強いかもしれない。
ショパンの思いを アリスという媒体を通して
私達に伝えてくれる そんなイメージをうけた。
後で知った事だが実際 彼女はショパンの応援団長
に任命されていたそうだ。
ピアニストにより楽曲は変わる事も知った。
コンダクターが変われば編曲という意味で
変わる事はなんとなくわかっていたが、
ピアノ曲はそんなにかわらないという思い込みは
間違いである事が改めて認識できた。
DVD(約10分)付のこのスペシャルバージョンは
彼女のショパンやピアノに対する思いがよくわかる
オフィシャルサイトでも同じ動画があるが 字幕がないので
何をいっているのか分からなかった。(ドイツ語字幕はDVDにもなかった)
英語ヒアリングができて、動画が問題なく見れる環境なら
DVDなしバージョンでいいかもです。
レビュー者 ブログ 「大人の音楽選択肢」
http://musicchoicesforad.seesaa.net/article/185064903.html
ショパン:ワルツ集(全曲)デラックス・エディション(DVD付)ショパン:ワルツ集