内容紹介
不幸な結婚生活を理由にして、女性の本能のままに生きるカテリーナ。彼女は、あのマクベス夫人のように極悪非道の犯罪に手を染めることすらも厭いません。ニコライ・レスコフの小説では、カテリーナはまるで怪物のように描写されていますが、ショスタコーヴィチ(1906-1975)はそこにロシアの人民の意志派運動の象徴を見出しました。しかしながらこのオペラを見たスターリンが激怒。20年以上も上演禁止になってしまったのはご存知の通りです。エロスと風刺に満ち溢れた作品ではありますが、この上演ではあまり強烈な演出は行っておりません。あの有名な第1幕第3場の夜這いのシーンでも、観客席から見えるのは、揺れ動く電灯のみ。全ては見る人の想像力にかかっていると言えるでしょう。あくまでも普通のおばさん然としたシャルボネが要所要所に見せる愛くるしい仕草と女らしさには、ついついぐっと来てしまうこと間違いありません。また、低音唸るオーケストラの響きにも注目。これがイタリアのオーケストラの底力なのでしょうか。全曲息つく間もなく見終えてしまうことでしょう。
※日本語字幕あり
2008年フィレンツェ五月祭劇場 ライヴ収録
収録時間:170分
音声:ステレオ2.0/ドルビー・デジタル5.1サラウンド
(Blu-Ray ステレオ2.0/dts-HD Masterサラウンド5.1)
字幕:露語・英語・独語・仏語・伊語・西語・
日本語画面:16:9
REGION All(Code:0)
片面2層ディスク(Blu-ray・・・2層 50GB)
出演者について
ボリス・イズマイロフ…ヴラディーミル・ヴァネーエフ(バリトン)
カテリーナ・イズマイロヴァ…ジャンヌ=ミシェル・シャルボネ(ソプラノ)
ジノーヴィ・イズマイロフ…フセヴォロド・グリヴノフ(テノール)
セルゲイ…セルゲイ・クニャーエフ(テノール)
司祭…ジュリアン・ロデスク(バリトン)
ソネートカ…ナターシャ・ペトリンスキー(メゾ・ソプラノ) 他
フィレンツェ五月祭管弦楽団&合唱団
ジェームス・コンロン(指揮)
レフ・ドディン(演出)
ディヴィッド・ボロフスキ(装置・衣装)