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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
未完の遺作だけに粗さが目立つ,
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レビュー対象商品: シューマン (単行本)
門馬直美氏は雑誌「レコード芸術」などでお馴染みの音楽評論家であったが、2001年に亡くなった。これは、著者の死後に編集されて2003年に出版された、シューマンの生涯と作品についての文集である。私の用途が特殊であったため、残念ながらこの本は十分に期待に応えてくれなかった。また残念であったのは、記述に精度や一貫性を欠く部分がみられた点である。たとえば、メンデルスゾーンは1835年には26歳のはずであるが30歳と書かれており、直後の記述からこれが単純な誤植ではないことが伺えるし(p.87)、シューマンの金銭感覚についても、p.67とp.95との間には若干の矛盾がみられる。私が調べたトッカータ(作品7)の作曲年代についても、本文(p.224)と巻末付表とで記述が異なる。このような細かい誤りは、本書を娯楽目的でなく、資料と考えて読む場合には、困るのである。 何と言っても、著者には推敲・校正の機会が与えられなかったのだから、仕方がないともいえる。しかし、本来であれば、編者が記述の当否をチェックし、不適切な部分については注を施すべきであろう。それが、著者の名を汚さないために、残された者が果たすべき義務−良心というものではないか。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
味のある本,
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レビュー対象商品: シューマン (単行本)
地味な本です。しかも著者の遺作となり完結していません。おそらく、この本を手に取る人はわずかでしょう。しかし、味のある本です。熟読に耐える1冊です。シューマンに対する著者の愛情が文章のはしばしから感じ取れます。
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