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18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ふむふむ×10,
By nullepart (東京都小金井市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: シュルレアリスムとは何か (ちくま学芸文庫) (文庫)
副題に「超現実的講義」とあるように、著者が1993年から翌年にかけて渋谷のCWS(Creative Writing School)にておこなった講義をもとにあまれた一冊。三部構成で、順にシュルレアリスム・メルヘン・ユートピアが口語調でやさしく語られ、まったくの素人でもすんなりとはいっていくことができた。第一部では、シュルレアリスムの語義をときほぐしながら、この語にまつわる通俗的な誤解がやんわりとたしなめられる。そして、一義的には定義を定め難いシュルレアリスム運動のそもそもの根本動機について、おもにブルトンの『宣言』を参照にしながら、適宜エルンスト、ダリ、マグリット、キリコらの絵画にも触れつつ語られる。 第二部以降でとりあげられるメルヘンやユートピアは、いっけんするとシュルレアリスムとは無関係に個々に独立した主題であるかのような印象をうける。もちろんそうした位置づけで読んでもおもしろいことがたくさん書かれているし、またシュルレアリスム運動のさらなる展開や深化についてもっと積極的に触れてほしかった、との思いがわかないわけではない。けれども、たとえばメルヘンと童話や神話との違いが論じられるなかで、シュルレアリスムとの異同も浮びあがってくるというスリリングな仕掛けもじつはほどこされている。
35 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
Surrealismを知るにはこの本しかない!!,
By 学生 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: シュルレアリスムとは何か (ちくま学芸文庫) (文庫)
私は学校の美術の授業でシュルレアリズムを選び、それについて今も分析しています。フランス語特有のニュアンスも含め、ここでは上手く説明されています。沢山の本を読んできましたがこれほど分かりやすく超現実主義が説明されている本はない!深く知りたかったらどんどん読んでいけば良いし、少しだけ知りたいなら始めの方だけ読めば良い。文体も口語で書かれているのでなんだか人の話を目の前で聞いてるみたいでスラスラ読めてしまいますよ。日本語が上手くないこの私でも2日で読んでしまいました。この本は、ほんとーにオススメします。
24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
魔法の本,
By
レビュー対象商品: シュルレアリスムとは何か (ちくま学芸文庫) (文庫)
いままで自分が持っていた常識の壁をいとも簡単に壊してくれた、魔法のような本です。そのおかげで私の世界は開かれ、愉悦も大きくなりました。親の価値観や教育などで押さえつけられている世界、現代人が見過ごしがちな根本的な世界を本書は私に教えてくれました。シュルレアリスムのない世界はだしの入ってないみそ汁のようなものです。この世を語るには決して見過ごすことのできない世界それがシュルレアリスムであり、本書でもあると思います。
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